PR 公開日 2023/03/31 06:30

ヤマハ「YH-L700A」が映画体験を劇的に変える!映画アドバイザー・ミヤザキタケルが“パーソナルホームシアター”の魅力を語る

「シネマDSP」の技術を活かしたワイヤレスヘッドホン
出演:ミヤザキタケル/構成:ファイルウェブ編集部
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臨場感が凄まじく息遣いも生々しく聴こえる


――今回、ミヤザキさんに多数の映像コンテンツを、YH-L700Aで視聴いただきました。思い入れもあり、かつサラウンドモードの魅力を実感しやすかった、8作品による音質傾向について聞いていきたいと思います。

ミヤザキ まず、アクションの要素も色濃いアメコミ映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ですが、Cinemaモードで視聴すると、作品終盤の3人のスパイダーマンが集まる戦闘シーンの迫力がいっそう増します。エレクトロが放つ雷の攻撃をはじめ、リザードが海を泳いでやってくるときの水の音、ヴィランとの戦いでモノが破壊される際の音など、さまざまな音を細部まで鮮明に描き切るため、臨場感が凄まじく、CGを多用したシーンでありながらも、リアリティや実存感がぐっと高まりますね。

続けて、アクション映画をもう1作品。先日、シリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の日本公開が9月に決まりましたが、シリーズ第3作目となる『ジョン・ウィック:パラベラム』をCinemaモードで視聴したところ、個人的にはサラウンドモードの効果を一番感じました。終盤の戦闘シーンが聴きどころで、BGMもなく、セリフも少ないシーンなのですが、肉弾戦を繰り広げて行くなかで生じる息遣いや殴打音が非常に生々しいのです。

また、ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が吹っ飛ばされてガラスケースに叩きつけられるところでは、そのガラスの割れる音がとんでもなくリアルで、思わず身体がびくっとなってしまうほどの衝撃。一音一音のポテンシャルがYH-L700Aによって高まっているので、シーンの形成において音が占める割合も格段に増しました。


今回登場する作品以外にも多数のタイトルをYH-L700Aで視聴。どの作品も夢中になって観てしまったと、YH-L700Aの魅力を語ってくれた

今回の取材では、ミヤザキタケル氏の思い入れのある作品を、BDをはじめとするディスクメディア、また配信サービスで視聴を行った
――対話のシーンが多いドラマ作品での、サラウンドモードの効果はいかがだったでしょうか?

ミヤザキ 個人的に思い入れのある作品『ファイト・クラブ』。こちらは会話劇が多い作品なので、Dramaモードで視聴してみました。シーンの合間に主人公のモノローグが幾度も入ってくるのですが、このモノローグシーンの音と通常の会話シーンの音との違いが際立ち、より効果的に描き分けてくれます。

タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)が主人公ジャック(エドワード・ノートン)の手を焼くシーンが大好きなのですが、静寂な空間の音をシリアスに表現してくれます。焼き始めてから少しずつBGMが入ってくるのですが、低音が効いた音で凄くいい形で盛り上げてくれますね。

また、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞し話題となった邦画『ドライブ・マイ・カー』では、高槻耕史(岡田将生)の人間性が見えてくる、家福悠介(西島秀俊)との印象的な会話劇があります。BGMがない車中のシーンなのですが、車の走行音がBGMの役割を担っているかのようで、二人の会話や高槻の独白に近いシーンをより際立たせます。映画館で観た際の吸い込まれるような感覚が蘇るようでした。

――アニメ作品も観ていただきましたが、こちらもぜひサラウンドモードでの音の傾向をお聞かせください。

ミヤザキ 発売されたばかりの『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』のBDを試聴したのですが、こちらも戦闘シーンが豊富な作品なのでCinemaモードで視聴しました。冒頭、パリでの市街戦のシーンでも、BGMをはじめSEや、エヴァや戦艦の稼働音、キャラクターのセリフなど、一音ずつ異なる音の違いを明確に鳴らしてくれるので、臨場感が段違いに増します。また、戦闘が終わり第3村のシーンに切り替わると、セリフが多くなるため、Dramaモードに切り替えてみるのもお薦めです。


ボディ右側の側面には、音量調整や再生/一時停止、曲のスキップなどが可能な機能キーと搭載。左側にはノイズキャンセリングとアンビエント・サウンドのオン/オフを切り替えるボタンを装備する

実際にコンサートホールで演奏している音の響きに


――音楽の要素が多い映画作品をご視聴いただいた際のサウンドはいかがでしたか?

ミヤザキ 通常の会話シーンはCinemaやDramaのモードが適していると思いますが、シーンによってConcert HallやOutdoor Liveのモードに切り替えてみるのも楽しいですね。例えばデイミアン・チャゼル監督の『セッション』では、世界的なジャズドラマーを目指す青年と鬼教官の会話劇はDramaが適していますが、実際にコンサートホールで演奏しているシーンは、文字通りConcert Hallモードに切り替えて観たほうが、音の響きやその場にいるような臨場感が一気に高まります。

エミネムの半自伝的作品の『8 Mile』は、私自身も高校生の時から好きで、観るたびに奮い立たされる思い出深い作品なのですが、シェルターで行われるラップバトルのシーンが衝撃的でした。Outdoor Liveで視聴しましたが、シェルター内の冷たい空気感と相反するギャラリーの熱や喧騒がリアリティ豊かで、DJのスクラッチ音やマイクを通したMCの声がダイレクトに聴こえ、まるでその場に観客として参加しているような感覚を覚えました。あえて目を閉じてみると、その感覚がいっそう極まりますね。

また映画ではありませんが、私が大好きなアーティスト「くるり」の『武道館ライブ セレクション』を、いろいろモードを切り替えて観てみましたが、Concert Hallによる音の響きや伸びやかさは、実際にライブに参加している感覚を高めてくれますし、Music Videoなら楽曲のよさを確かめながら楽しむことができました。


ヘッドバンドやハウジング部にはファブリック、イヤーパッドにはレザー素材を使用しており、高級感があり、手触りもよい。また、ハウジング内にはL/Rも表記されている

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