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テレビの性能、引き出せていますか?

タダで画質が良くなる! 【保存版】テレビの「画質調整」実践テクニック

公開日 2011/08/18 11:46 鴻池賢三
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【5】色の濃さ

文字通り色の濃さを調整する項目だ。放送システムもテレビ受像器もデジタル時代になり、アナログ時代のように伝送経路で大きく変化する要素は無く、その点では調整の必要性は無くなったと言える。テレビのもとの設定値にもよるが、原則として設定は出荷時の設定通り、中央値のままで良い。

色の濃さは、原則的に中央値のままで良いが、あとは好みで調整しよう

ただし、快適に感じる色の濃さは、各個人の記憶に左右されると言われており、映像を見ながら好みで調整すると良い。

【6】色あい

文字通り色合いを調整する項目で、色の濃さと同様、原則として設定は出荷時の設定通り、中央値のままで良い。

参考までに、色合いについて基礎知識を紹介しよう。色あいの調整は、[赤---0---緑]が一般的だが、これは、黄色(肌色)を基準に、赤味を持たせるか、緑味を持たせるかと言う意味合いである。

色あいの調整は、肌色に着目し、自然に見えるよう、赤方向か緑方向に調整すると考えれば良い。人間は肌色の正確性に敏感で、微妙な色合いの違いにも違和感を覚えやすいので、理にかなった調整方法と言える。

色合いは肌色が自然に見えるように調整するとやりやすい

色あいと色の濃さはお互いに見え方の影響を及ぼすので、2〜3度調整を繰り返すと良いだろう。

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