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テレビの性能、引き出せていますか?

タダで画質が良くなる! 【保存版】テレビの「画質調整」実践テクニック

2011/08/18 鴻池賢三
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■テレビのポテンシャル、ちゃんと引き出せていますか?

メーカーはあまり触れたがらないが、テレビの映像は、調整が必要な事をご存じだろうか。

映像は光であり、その見え方は周囲の光環境によって大きく左右される。つまり、購入したテレビのポテンシャルを100%発揮させるためには、各ユーザーの設置環境に応じた調整が重要と言うわけだ。

最近では自動映像調整機能が進化し、明るさセンサーに加え、照明の色味を検知する事で、色味も自動調整する製品が増えているが、センサー位置が前面に固定されていて、パーフェクトとは言い難いのが実情だ。

もちろん画質にこだわらず、番組の内容やストーリーを把握するだけならば出荷設定でもOKだが、市場調査を行うと、購入するテレビを決める際、大半の消費者は「画質」を重視するのだと言う。それならば、眠っている「画質力」を引き出さないともったいない。奮発して高画質モデルを購入したのなら、なおさらだ。

映像調整機能はどのテレビにも備わっていて、調整するのはタダ。今回は、費用をかけずに画質をUPするための基礎知識と調整方法を紹介する。正しく画質調整すると節電に繋がるケースが多く、環境への貢献、電気代節約といった実利も得られるので一石二鳥だ。

■調整の前に、高画質とは何か?

調整を行う前に、今回のゴールである高画質について定義しておこう。一般に高画質とは、制作者の意図した映像を忠実に再現する事である。

少なくとも、黒が潰れて見えるべきモノが見えなかったり、白が飛んで見えるべきモノが見えない状態は避けたい。残念ながら、出荷設定や店頭での見栄えを意識したダイナミックモードなどと呼ばれる映像モードは、派手でパッと見の見栄えを重視しているので注意が必要だ。良い画質は地味で目立たないが、ナチュラルで長時間視聴しても疲れないのだ。

■映像調整 実践編がいよいよスタート!

さて、どのメーカーのテレビもほぼ同様の映像調整項目を備えているが、呼称は統一されていない。詳しくは下表を参照頂きたいが、特に「明るさ」に注目すると、メーカーによって調整項目が異なる事がお分かり頂けるだろう。ここでは「バックライト」「黒レベル」「白レベル」「色の濃さ」「色合い」「シャープネス」に統一して解説していく。どのメーカーの製品も、あるいは液晶やプラズマでも、調整の流れや手順は同じだ。

:各メーカーごとの画質設定項目の名称の違い
 
シャープ
ソニー
日立
パナソニック
ビクター
東芝
三菱
色温度
色温度
バックライト
明るさ
バックライト
黒レベル
黒レベル
明るさ
黒レベル
白レベル
映像
ピクチャー
明るさ
ピクチャー
ユニカラー*
コントラスト
色の濃さ
色の濃さ
色あい
色あい
シャープネス
画質
シャープネス

*東芝のユニカラーは、白レベルだけでなく、バックライトや色の濃さも変動する


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