chiccaさん 33歳 女性 専業主婦 山口県在住
 

小型・軽量なだけでなくデザインも秀逸

実物を目の前にしてまず驚いたのは、iVマルチプレーヤー「VDR-P100」が予想以上にコンパクトであること。そして次に驚いたのは、実際に手に持ってみたときの軽量さ。ほとんど重さを感じないほどである。後から知ったのだが、厚みはわずか26mmで重量420g。手軽にどこへでも持ち運びができることが、この商品の大きな魅力の一つであることは知っていたが、なるほど納得である。むしろ、これをポータブルに活用しない手はないだろう。自宅の固定設置場所に据え置いて使用するだけなんてもったいない!

 
chiccaさんのお宅では“Wooo”プラズマテレビを壁掛け設置している   iVレコーダーは縦置き設置。小型ラックにらくらく設置できる

軽量さや利便性もさることながら、デザインも秀逸である。スタイリッシュな外観ながら、USBとLAN端子を備えているため、PCやネットワークに接続することも出来る。例えば、PCから「iV」にコピーした動画や音楽ファイルの再生にも対応しているので、自作の動画やインターネットで入手したライセンスフリーのコンテンツを、テレビの大画面で楽しむこともできてしまう。あるいは、「iVマルチプレーヤー」と同じネットワーク内のPCにある動画ファイルを再生することができるので、メディアステーションとして活用することさえできてしまう。また、PCと接続することで「iV」をPC用の外付けHDDとして利用することもできる。思った以上に対応するファイル形式も多く、これから十分に活用し楽しむことが出来そうである。これで、DivX形式にさえ対応してくれていれば文句はないのだが。使える機能が満載であるだけに残念である。

 
ネットワーク内にあるPCのメディアファイルも再生することができる   PCに接続してiVをストレージとして活用する事も可能だ

とはいえ、これだけの機能にスタイリッシュさとコンパクトさを兼ね備えた素晴らしい機器であることには間違いない。これから様々なシーンで活躍してくれることだろう。人生の楽しみがひとつ増えたような気分である。

小型・軽量なだけでなくデザインも秀逸

そして次に手をとったのは、世界初のiVDRソフト「オーパス・アルテ ハイビジョンオペラ プレミアムセレクションVol.1」。フルハイビジョン1080i、音声は5.1chサラウンド。このクオリティで、英国オーパスアルテ社が誇る珠玉のオペラ5作品分が収録されているというのだから驚きである。我が家自慢の壁掛けプラズマTVである Wooo W42P-HR9000 で早速再生してみたのだが、映像の美しさに引き込まれてしまった。ソファーのステッチまでクリアに見えるほどの高画質である。オペラにはまったく精通していないのだが、歌手の素晴らしい歌声もあいまって、思わず感嘆の声を漏らしてしまった。

ところで、遠方に住む実家の父親は、オペラ・カンツォーネがだいすき。自宅にはお気に入りのDVDやCDがサイドボードに所狭しと並んでいる。彼にこそ是非観て欲しい映像である。早速週末に、iVマルチプレーヤーと、この「オーパス・アルテ ハイビジョンオペラ プレミアムセレクションVol.1」を持って遊びに行ってみた。実家のリビングに置いてあるのは、シャープの大画面液晶TVである。当然「iVポケット」など無いが、iVマルチプレーヤーがあれば問題ない。実家のテレビはHDMIにも対応しているので、テレビとの接続はHDMIケーブル1本でOK。すぐに再生可能となった。父は迫力ある映像と臨場感に感動し、とても満足してくれたようだ。とても1日ですべて堪能できるようなボリュームではないので、プレーヤーとソフトを父に預け、しばらくの間、最高のオペラを楽しんでもらうことにした。偶然にもその日は父の62歳の誕生日であり、オペラがだいすきな父への最高のプレゼントとなった。

 
iVDRソフトを視聴しているところ   サラウンドシステムで再生を行ったという

iVレコーダーでこれまでの不満が一気に解消した

父にプレーヤーとソフトを貸している間、自宅では、iVレコーダー「VDR-R1000」を堪能することにした。このレコーダーの最大の魅力は、保存した映像を消さずに済むハードディスクレコーダーという点である。我が家で愛用している日立のプラズマテレビWoooは、ハードディスク内蔵タイプであるため、録画がとても手軽にできるという反面、専用レコーダーを所持していないと録りためた映像を外部に出力することが出来ないのである。よって、他の部屋では映像を楽しむことが出来ない上に、録画残量を常に気にかけながらの使用となる点が、非常に不満であった。ところが、このiVレコーダーがあれば、いつでも録画映像をかんたんに持ち出すことができ、かつiVカセットを取替えることにより永久無限の録画容量を手に入れることが出来てしまう。一気に不満点が解消されてしまい、家族全員大満足である。

三世帯同居で二世帯住宅である我が家では、自宅内に実に5台ものテレビがあるのだが、例えば子供世代が住む2階リビングや子供部屋で録画した番組を、両親が住む一階のリビングにあるテレビでみんなで鑑賞する、といった使い方ができるわけだ。もちろん、友人や親戚の家へ持っていくこともできる。iVDR専用スロットを搭載した液晶テレビがある家であれば、iVDRメディアのみを持って行けばいい。

ゆくゆくは家族6人分のiVカセットを揃えたい

今回送られてきたセットには、320GBのiVカセットも含まれていたが、320GBモデルでは、1層式のブルーレイディスクおよそ13枚分、DVDにして約68枚分もの番組を録画することができるらしい。また、独自の緩衝フレームにより衝撃に強く、重さも145gと軽量なため持ち運びやすいことも大きなポイントである。取り替えが簡単なため、番組のジャンルごとにカセットを替え、整理しながら録画することが出来る。

我が家では、ゆくゆくは家族6人がそれぞれ自分専用のiVカセットを持ち、各自で管理できるようにしたいと思っている。iV内でフォルダ分けをすることもできるので、自分だけのオリジナルライブラリを作成したり、見たい番組をすぐに探しだすことができるのも魅力である。

お子様たちが番組を見ているときにも、別室で録画番組を視聴することできるようになったという

また、このiVレコーダーには、地上・BS・110度CSデジタルチューナーが搭載されているため、まだアナログテレビを使用している子供部屋のテレビでデジタル放送を視聴、録画することができるようになったのは、本当にうれしい限り。このA4サイズのノートよりも小さなサイズで重さはたったの800gという非常にコンパクトな本体に、地上・BS・110度CSのデジタルチューナーを内蔵し、デジタル放送の視聴と録画、再生がすべてできてしまうというのは驚きである。

早速、こどもたちと一緒に見たい番組を録画予約してみたところ、とても簡単に予約することができた。これまでと違い、テレビが空くのを待つことなく、自分の部屋やPCで好きな時間に録画番組を視聴することができるようになり、今まで以上にテレビライフを満喫することができるようになった。これには家族全員感激である。プレーヤーの持ち運びや設置、カセットの挿入もとても簡単なので、安心してこどもに使わせることができるのも嬉しい。画質も本当にきれいで、こどもたちもとても喜んでいた。

さらに、2009年秋にはアクトビラにも対応する予定で、アクトビラ対応テレビを持っていない我が家でもコンテンツを視聴することができるとのことで、わたしもこどもたちも、今からとても楽しみにしている。

利便性と性能に想像以上の可能性を感じた

丈夫でコンパクト、かつデータをたっぷり保存できる「iV」とこれらのプレーヤー・レコーダーを組み合わせることで、我が家のテレビライフはこれまでよりもさらに楽しいものになっていくことだろう。生活を豊かにさせてくれる「iV」には、今後も注目が集まりそうだ。現状ではまだまだ知名度が低い次世代録画メディアであるiVDRだが、今回実際に使用してみて、その利便性とマルチな性能を存分に味わうことができ、想像以上の可能性を感じることができた。既存ユーザーからの高い評価も納得である。

これからカーナビ等の車内用製品や、デジタルオーディオ、コンテンツサービス等、活躍のフィールドをさらに広げていく予定とのことで、今後の動向に注目していきたいと思う。

 
関連リンク
ハードディスクiV スペシャルサイト
iVマルチプレーヤーの詳細
iVレコーダーの詳細
iVパッケージソフトの詳細