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PRイヤーフック型イヤホンに最新モデルが登場

ビクター“nearphones”「HA-NP80T」レビュー。散歩でも家事でも!“ながら聴き”生活の理想的なパートナー

公開日 2026/09/02 06:30 杉浦みな子
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音質の要となるドライバーには、新開発の17mm×12mm大型楕円形ユニットを採用。装着した際にスピーカー部が耳穴のすぐ近くへ自然に配置されるよう、緻密な音響設計が施されている。

加えて、独自技術「マルチバンドDRC(ダイナミックレンジコントロール)」を搭載することで、オープンイヤー型で不足しがちな低域の迫力やパワフルな音圧を再現しているのが肝だ。BluetoothコーデックはSBC/AACに対応する。 

静かな室内環境で、手持ちのスマートフォン「Google Pixel 8a」と接続し、Amazon Musicから米津玄師「烏 - Raven」(48kHz/24bit)を再生してみると、開放的なサウンドの中で、爽やかな高域のストリングスがクリアに伸び、軽快で心地良い。

同時にマルチバンドDRCのおかげか、リズムのキック感もしっかりしていて、芯のある再生が楽しめる。米津玄師のボーカルも距離が近めで、繊細で優しさのある発声と情緒的な表現が伝わってきた。総じてバランスが良く、楽曲の特徴である涼しげな疾走感を享受できる。 

さらに、本体左(L)側の物理ボタンを押して、手軽に3つのサウンドモード(NORMAL / HIGH / BASS)を切り替えられる使い勝手も良い。 

外出時など環境音が気になる場所では低音を強調する「BASS」にするとか、ポッドキャストなど声系コンテンツを聴く時は「HIGH」を選ぶなど、シーンに合わせてパパッと切り替えられる。

なお個人的には、音楽に関しては「NORMAL」のサウンドが最もバランスが良く聴き心地が良かったので、基本的にはウォーキング中などの外出中も「NORMAL」で楽しんでいた。 

イヤホン本体の物理ボタンで操作ができるのは、誤タッチしない安心感もあって、個人的には好印象。そのほかに、スマートフォン向けアプリとの連携にも対応しており、同アプリからもサウンドモードが切り替えられる。

ちなみに、アプリでは上記サウンドモード切り替えのほか、低遅延モードの設定や、本体ボタンに割り当てる操作のカスタマイズなどが可能だ。

静かな場所や電車内でも安心。進化した「音漏れ低減対策」 

さて、オープンイヤー型イヤホンを外で使う際に気になる点として、「周囲への音漏れ」がある。静かなカフェや電車の中で使うなら、周りへの配慮が欠かせない。本機はそうした不安に対応すべく、最新の「音漏れ低減対策」が搭載されているのもポイントだ。 

音の位相が180度異なる音波を発生させて外への音漏れを打ち消す「逆位相音波技術」を採用し、さらにその効果を最大限に高めるための専用「チャンバー(仕切り)構造」を内部に備えている。 

さらに、音漏れしやすい特定の帯域を抑える「音漏れ低減モード」も搭載。電車の中などでも本機を安心に使える機能である。機能をONにしてみると、ボーカルは聴こえつつ帯域とサウンドステージが狭まり、オープンイヤー型っぽい開放感がなくなるイメージだ。 

操作は実にシンプルで、本体右(R)側の物理ボタンを約1秒間長押しするだけで「音漏れ低減モード」が起動する。切り替え時には日本語で「音漏れ低減ON/OFF」と音声ガイダンスが流れるので、わかりやすいのも良い。 

 “ながら聴き”生活のパートナーとなってくれる理想的な1台

HA-NP80Tは、やわらかく快適な装着感と、普段着にも合う洗練されたデザイン、ビクターならではの音質、そして進化した音漏れ低減機能と、魅力たっぷりのオープンイヤー型イヤホンだった。

通常の密閉型イヤホンと両方持っておいて、「集中して音楽に没入したい時は密閉型」「日常のながら聴きやアクティビティ時はオープンイヤー型」といったように、用途に合わせて使い分けるのもアリだと思う。 

ウォーキングから家事の合間、ビジネスシーンまで、理想的な“ながら聴き”生活のパートナーとなってくれるこの1台を、ぜひ見逃さないでほしい。 

(提供:JVCケンウッド)

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