【特別企画】映画/アニメ/スポーツなど7種類のコンテンツで徹底検証

東芝「4Kレグザ 58Z9X」画質設定使いこなし検証 − コンテンツ別に最適な設定は?

折原一也

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2014年06月23日
■レグザ Z9Xの多彩な映像モードを適切に使い分けさらなる高画質を追求

4K REGZA(レグザ)「Z9X」の高画質を語る上では、新搭載の「直下型広色域LED採用4Kピュアダイレクトカラーパネル」(84Z9Xを除く)による広色域・高コントラストももちろん注目ポイント。だが、長年レグザを追いかけ続けてきたAVファンにとっては、同製品が培って来た高画質エンジンの最新世代「レグザエンジンCEVO 4K」に搭載された、各種高画質回路の技術の進歩に注目している人も多いだろう。

レグザ 58Z9X

優れた高画質回路を備える東芝レグザは、実は画質マニアにとっても相当楽しめる製品だ。例えば、各種超解像の動作も個別に設定できるし、各種ノイズリダクション、コントラスト感調整、色詳細、そして「プロ調整」と解放している項目は無数にある。しかし、あまりに設定項目が多いこともあって、映像調整を熟知している人でなければ、「映像モード」を切り替える所まではできても、そこから先の各種設定項目を変更して楽しむに至るまでは、結構なハードルがあったとも言える。

レグザでは実に多くの画質調整メニューを以前からユーザーに開放している

そこで、レグザ Z9Xの画質調整メニューは一大改革が行われた。まず、元の映像モードから「おまかせ」以外を選んだ状態で、「コンテンツモード」を選択することで、自動的に各種映像調整の設定のプリセット値を切り替える仕組みを取り入れたのだ。

「コンテンツモード」を適切に選択することで再生するコンテンツに最適な画質調整を自動で行ってくれる

レグザ Z9Xに取り入れられた「コンテンツモード」では、例えば「映画プロ」(映画向けの映像モード)の一階層下で、従来は基本的に「オート」設定だったコンテンツの状態を自分で選べるようになっている。

例えば一言に映画といっても「4Kネイティブ」「4KマスターBD」「BD」「放送」「ネット動画」と、ソースの持つ情報量は千差万別だ。しかし、ここでユーザーが手動でコンテンツの種類を自主的に選択さえすれば、より画質調整的に”攻めた”セッティングで画質を追い込んでくれるという訳だ。個別にパラメーターを選ぶほど難しくはないが、設定は自分で選択できる”セミオート”とも呼べばいいのだろうか。

4Kネイティブ映像からネット動画まで幅広いコンテンツに対応できるようメニューが用意されている

それでは、どんなコンテンツに対して、どの画質モード、どのコンテンツモードが最適なのだろうか。今回のテストでは、筆者の用意した7種類のコンテンツに対して、ひたすらマニアックに最適なセッティングを追求してみた。なお、今回の視聴はすべて58Z9Xを使用。また、暗室にした状態で行った。

様々な種類のコンテンツで58Z9Xの対応力を試す

なお、テストに用いたコンテンツは下記の7種類。ぜひとも最初から通して読んでほしいと思うが少々長くなるため、「自分の一番興味のあるコンテンツに対する効果を真っ先に知りたい」という人のためにショートカットリンクも用意しておくのでチェックしてみてほしい。

・『007/スカイフォール』(BDソフト)
・『SAMSARA』(BDソフト)
・『ゼロ・グラビティ』(BDソフト)
・『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』(BDソフト)
・『中二病でも恋がしたい!戀』(TVアニメ/AVC3倍録画)
・『009 RE:CYBORG』(BDソフト)
・『サッカー キリンチャレンジカップ2014』(TV中継/AVC3倍録画)

フィルムを4Kスキャンした『007/スカイフォール』で選ぶべき設定は?

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