HOME > レビュー > 稀に見る難関ソフト「エイリアン・アンソロジー」にWoooが挑む

話題のソフトをWoooで見る

稀に見る難関ソフト「エイリアン・アンソロジー」にWoooが挑む

公開日 2010/12/08 15:26 大橋伸太郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■リドリー・スコット作品はまれに見る難関ソフト

今回フォックスから発売になった「アンソロジー」は、第一作〜四作の劇場公開版と完全版を収録(DISC-1-4)、さらにインタビュー等を収録したメイキング集(DISC-5)とイメージ画等アーカイブ集(DISC-6)を加えたBD6枚組で、映像コーデックはMPEG-4 AVC、音声フォーマットはDTS-HD マスターオーディオである。


ブルーレイBOXの外箱
BOXの外箱はフェイスハガーを浮き彫り加工したマニアックでカッコいいパッケージデザインである。就職が決まらず新宿をウロウロしていたあの日から31年が過ぎ、その間に『エイリアン』第一作をVHS、LDで何度見たか分らない。しかし、私の仕事場のリファレンス・ディスプレイ、日立のプラズマテレビP50-XP05でブルーレイディスクの組み合わせで見る本作には格別の期待感がある。

それと同時に、実は不安もあったのである。

前段でリドリー・スコットの演出とビジュアルについてあまり触れなかったが、本作は一躍その名を轟かせた出世作である。リドリー・スコットのこの時期の映像は照明を落とし被写体を溶暗させ、場合によって横から強烈な光を当てる。背景にスモークを焚きストロボを多用する。『ブラック・レイン』あたりまでそうで、本作はそうしたスコットの特徴が典型的に現れている。

そうでなくても、宇宙貨物船の閉鎖空間が主要な舞台で怪物が潜んでいる一種のショッカームービーなので全編を通じて映像が暗い。つまり、稀に見る難関ソフトである。

次ページ特有の映像を見事に描き出す“Wooo”

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE