話題のソフトを“Wooo"で観る【特別編】

アクトビラの映像はBDにどこまで迫ったか? − 大橋伸太郎が“Wooo”で徹底チェック

大橋伸太郎

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2009年10月07日
この連載「話題のソフトを“Wooo"で観る」では、AV評論家・大橋伸太郎氏が旬のソフトの見どころや内容をご紹介するとともに、“Wooo"薄型テレビで視聴した際の映像調整のコツなどについてもお伝えします。

■「録画テレビ」の先鞭を付けた日立“Wooo”

昨年末以来、ハードディスクを内蔵した「録画テレビ」が各社から相次いで発売されているが、録画テレビの先駆けは日立“Wooo”である。私の自宅仕事場の「P50-XP03」(関連ニュース)も250GBのハードディスクを内蔵しており、上位機の「P50-XP035」(関連ニュース)では500GB に容量アップしている。

HITACHI「P50-XP03」

かねがね主張していることだが、テレビジョン受像機(ハード)と放送コンテンツ(ソフト)は本来一体のものである。その点で、タイムシフト機能がテレビに内蔵されるのは理に適っている。それを他社に先駆けて実現したテレビがWoooであり、HDMI CEC機能によって外付けレコーダーがどれだけ便利に使えても、テレビ自体が放送コンテンツと一体化する便利さには及ばない。Woooの先見性を認めるかたちで、今や各社が続々とハードディスク内蔵に踏み切っているのである。

そうはいっても他社が追いかけてこようと、Woooはこの分野で頭一つ抜きんでているリーディングメーカーである。その理由は2つある。1つはアナログソース(地上アナログ放送やテレビに入力したVHS、8mm、etc)をハードディスクに記録できること、もう1つは、昨年暮れから運用開始された「アクトビラ ビデオ・フル」のダウンロードコンテンツを内蔵のハードディスクに保存できることである。

■アクトビラの映像コンテンツをダウンロードできる意義

他社の録画テレビの場合、アナログ入力からの録画に対応していない製品が多いし、ダウンロードコンテンツの保存はデジタルレコーダーで、という考え方を採っているようである。はっきり言って、この考え方は誤りである。「アクトビラ」の本義は、テレビという大衆的で広範に普及したメディアゲートを使って、パソコンや他のデジタル機器を援用せず、ネットワーク経由でより広くコンテンツを楽しむことにあると考える。テレビ一台でこれらに全て対応できなければ、「アクトビラ」の本義とは言えない。それを唯一実現しているテレビがWoooなのである。

この連載ではこれまでブルーレイディスクの最新作を視聴してきたが、今回は筆者宅2階の仕事場に新たに迎え入れたP50-XR03のネットワーク機能を使い、「アクトビラ」の「TSUTAYA TV」からハイビジョンソフトをダウンロード購入してみた。その視聴印象記をお届けしよう。

アクトビラのトップページから「TSUTAYA TV」を選ぶと大量のコンテンツの視聴・ダウンロードが行える

ネットワーク接続は昨今のテレビのトレンドだが、家庭における実際の接続率はまだまだという状況で、現状では薄型テレビに限定しても10%に満たないと考えられている。だから、最初にテレビをどうネットワークに接続するか、ということから話を始めよう。

Woooをインターネットに接続する

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