au、データ容量上限無しでNetflixも楽しめる新プラン。各種割引適用で月額4,880円

UNLIMITED WORLDでは、パートナー企業とのコラボレーションによるサービス開発、スタートアップ企業のアイディアや先端テクノロジーを取り入れたさまざまな取り組みを実施すると説明。「5Gではネットワークにつながり続け、大量のデータを瞬時にストレスなく自由に扱えること、今までの制約から解放され、本当にUNLIMITEDな世界が到来する。それによってどのように生活が変わっていくか、リアルな体験を通して提示していく」とした。

キーワードを「AUGMENT＝拡張」とし、本発表会ではスポーツと街と連携した施策がいくつか紹介された。「スポーツ」では、野球チームの横浜DeNAベイスターズ、サッカーチームの名古屋グランパスエイトとそれぞれパートナー契約を締結。5GやIoTを用いたスマートスタジアム構築に向けたサービス展開を図るという。

両スタジアムともに、5GとXR技術などを組み合わせた新たな観戦スタイルの提供や、「au PAY」を使ったキャッシュレス決済の促進などを行っていくとのこと。また「スマートフォンを通してスポーツ支援にも取り組んでいく」として、一般社団法人 大学スポーツ協会・UNIVASと、マイナビ、MS&AD、河合塾グループKEIアドバンスらと提携。観戦機会が限られる大学スポーツの視聴ポイントを増やすだけでなく、競技や身体データを取得し、それらを元にした身体づくりの支援などを推進するという。

また渋谷区と連携し、「5G時代に向けて渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマとした「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」をスタート。専用アプリを用いて、デジタル情報を持った「バーチャルな渋谷」と「現実の渋谷」を重ね合わせ、渋谷の街の魅力を発見、発信していくとのこと。さらに、2020年1月以降には渋谷の一部を順次5Gエリア化し、5Gを活用した取り組みも実施するという。

これらのサービス展開について、「基本コンセプトとして、UNLIMITED WORLDは“ピカピカの4G”の上に、5Gサービスがある。現時点で何ができるのか、他にも2020年春に向けて様々なパートナー先と共に、続々とサービス、体験価値を提供していく予定。その体験を通して先にある5Gに対する期待を高めていきたい」と語った。

マネタイズの面では、「4Gが始まった時、スマホが浸透してデータ量が増えることがスタンダードになっていった。5Gも同じで、制限のない世界に共感、データを使うことに納得してもらって、世界を広げていくことが大事であり、たとえばデジタルコンテンツの購入などは本筋ではない。UNLIMITEDな体験をした結果、データ量への投資をしてもらうことが本来のかたちだと思っている」とした。

質疑応答では、楽天モバイルのキャリア参入についての話題も。高橋氏はこれについて「競争は良いこと。新しい要素が入ってくることは刺激にもなり、我々の中でも新しいことが生まれていくと思う。ただコストを下げていかないと競争には勝てない部分もある。新しいビジネスモデルを作っていきたい。一方で基地局の数といった部分は違う角度で考える部分。この点を“ピカピカ”にしていくことで、差別化になると考えている」と語った。

最後に意気込みを聞かれると、「世界に対して日本が周回遅れをとるわけにいかない。何が5Gの普及につながり、より良いサービスとなるのか、コンテンツやプロバイダー、そして最もお客様にとってより良い形を突き詰めていく」とコメントした。

イベント後半には、auのCMシリーズ「意識高すぎ！高杉くん」の出演者である、高杉くん役・神木隆之介さん、細杉くん役・中川大志さん、松本さん役・松本穂香さんの3名が登壇。新CMも発表された。神木さんは新プラン「auデータMAXプラン Netflixパック」について、「動画でしか見られない作品も多くある。たくさんの方に心地よく見てもらいたいし、見る側としてもストレスなく見れるのは嬉しい。可能性がどんどん広がっていくなと感じる」とした。

ネットワーク整備・拡大について、松本さんは「利用エリアの整備・拡大や品質向上は、本当にありがたいなと思う。どこでも繋がるというのは、日常はもちろん、災害時など本当に不安な時にも重要なこと」と語った。キャリアフリーとしさらなる拡大を図るau PAY、au WALLETポイントについては、中川さんが「本当にいろんなところで使えて便利だし、これからもっとたくさんの方に使ってもらいたい。僕たちのCMも盛り上げていけるように頑張ります」とコメントした。