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テクニクスの新アナログプレーヤーも実機展示

<IFA>パナソニック、日本のものづくりを世界にアピール。テクニクス「EAH-AZ100」には新色「ミッドナイトブルー」

公開日 2025/09/07 09:00 編集部:小野佳希
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世界最大級の家電・エレクトロニクス展示会「IFA2025」。パナソニックは、テクニクスの新たなアナログプレーヤーを発表したことに加えて、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」の新色となる「ミッドナイトブルー」も展示。

さらに、テレビや美容家電など多彩な製品を展示し、同社が持つ技術やサステナビリティへの取り組みをアピールしている。

テクニクス60周年。新アナログプレーヤーや「EAH-AZ100」新色を展示

テクニクス製品の展示スペースでは、ブランド誕生から今年で60周年を迎えることをアピール。上記の新製品と新色を始めとする製品各種を展示している。

アナログプレーヤー新製品は「SL-40CBT」と「SL-50C」の2モデル。独自のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載することなど基本的な仕様は共通としながら、対応回転数やフォノイコ内蔵の有無、同梱カートリッジの種類などが異なっている。

SL-40CBTはフォノイコを内蔵し33 1/3回転と45回転に対応するモデル。カートリッジには円錐型のオーディオテクニカ「AT-VM95C」を装着している。

SL-50Cはフォノイコ非搭載で、対応回転数は33 1/3回転、45回転、78回転に対応するモデル。カートリッジは楕円型のOrtofon「2M Red」を採用している。

そして、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」に新色「ミッドナイトブルー」を追加したことも発表。シルバー、ブラック、シャンパンゴールドという従来色と合わせて全4色での展開となった。

パナソニックは日本のものづくりをアピール

パナソニックブランドのブースでは、日本庭園のようなスペースを用意したり、白木風の木材を多く使うなど、和風なテイストを演出。“日本のものづくり”をアピールしている。

AV機器関連では、リビングを模したスペースに4K有機ELテレビ「Z95B」や首掛け式スピーカー「SC-GNW30」、日本未発売のヘッドホン「RB-M600」を展示。そのほか、耳をふさがないオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「RB-F10D」、デジタルカメラ「S1RII」なども展示している。

そのほか、コーヒーかすや間伐材など廃棄物を原料にした高濃度セルロースファイバー成形材料「kinari」についても展示。プラスチックに代わるサステナブルな素材を廃棄物から産み出すという、資源循環型社会の構築に向けた姿勢を紹介するなどしている。

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