「世界初」とアピール

NTT、4K映像と96kHz/24bit音声でのライブストリーミング配信を実施

編集部:小澤貴信
2018年08月10日
NTTスマートコネクト(株)は、8月1日に開催された「PMFオーケストラ東京公演ライブビューイング」において、世界初というハイレゾ音源と4K映像の同時ライブ配信を実施した。

今回のライブストリーミングの概要

このライブビューイングでは、東京都・サントリーホールで開催されたPMFオーケストラ東京公演の模様を、北海道・札幌市の「ふきのとうホール」へ96kHz/24bitのハイレゾ音源と4K映像で配信。ライブビューイングを実施した。

遠隔地のコンサート会場への公演模様を、ハイレゾ音源と4K映像の同時ライブ配信することは、世界で初めての試みだと同社はアナウンスしている。なお同種の試みでは、ラディウスが、96kHz/24bitのハイレゾ音声と4Kまたは2K映像をリアルタイムでストリーミングできる「LIVEWARP(ライブワープ)」を今年のOTOTENでデモした(関連ニュース)。

NTTグループでは、クラシックコンサート等のライブ配信における今後の市場拡大の可能性を踏まえて、ハイレゾ音源と4K映像を同期させ、高品位なまま遠隔地へリアルタイムで配信するサービスの提供を目指しているという。

NTTスマートコネクトによる今回のストリーミング配信サービスは、NTTがライブによる新しい映像体験の提供を目指して研究開発している「Kirari!」の要素技術の1つであるメディア処理技術を活用して行われた。音声については「MPEG-4 Audio Lossless Coding (ALS)」を用いて、デジタル化されたハイレゾ音源を一切音質劣化させずに圧縮・伝送して元通りに復元。映像については、「H.265/MPEG-H High Efficiency Video Coding (HEVC)」を用いて、4K映像をリアルタイムに圧縮・伝送している。

パシフィック・ミュージック・フェスティバル「PMF」は、若手音楽家の育成とクラシック音楽の普及と発展を事業の目的とした公益財団法人。今回のパブリックビューイングは、PMF組織委員会/札幌市が主催する国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」の一環として開催された。NTTは、2015年9月に締結した「さっぽろまちづくりパートナー協定」に基づく取組みの一環として、本ライブビューイングを支援した。

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