サンディスクがヘッドホン祭初出展

【ヘッドホン祭】HIFIMAN、平面駆動ヘッドホン「SUNDARA」最終版/1MORE初のデュアルドライバー搭載イヤホン「E1017」

編集部:伊藤 麻衣
2018年04月29日
4月28日(土)・29日(日)と中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭2018」。本稿ではHIFIMAN、1MORE、ラディウスといった14階・ルーム:リーフに出展するブースを紹介する。

■HIFIMAN

HIFIMANのブースでは、平面駆動ヘッドホン「SUNDARA」の最終版モデルをメインに、「RE2000」や「RE800J」を出展していた。

「SUNDARA」

「SUNDARA」は、高コストパフォーマンスの平面駆動型ヘッドホン。ダイアフラムを改良し、広い周波数帯域を実現するとともに、従来機「HE400シリーズ」と比べて厚みを80%抑え薄型化。また、新設計したヘッドバンドにより装着感も向上させた。再生周波数特性は6Hz - 75kHz、インピーダンスは37Ω、感度は94dB、質量は372g。

発売は5月を予定しており、価格は50,000円前後になるとのこと。

■1MORE

1MOREのブースでは、4月27日に発売されたばかりのデュアルドライバー搭載イヤホン「E1017」を出展。

「E1017」

「E1017」は、10mm径ダイナミックドライバーとBAドライバーを搭載した、同ブランド初のハイブリッドタイプのイヤホン。ダイナミックドライバーにはグラフェン振動板を採用しており、こちらも同ブランド初となる。再生周波数帯域は40kHzまでをカバーし、ハイレゾに対応する。

ノズル部分は、人間工学に基づいて45°の角度が付けられており、落ちにくく自然なフィット感を実現したとする。ケーブルはケブラー繊維で被覆して耐久性を向上。TPEテクスチャー加工を施し、摩擦音の抑制を図った。リモコンを搭載し、音楽再生/通話/音量調整などの操作に対応する。

■ラディウス

ラディウスのブースでは、iPhoneでのハイレゾ再生が可能なワイヤレスmicroSDカードリーダー「RW-WPS11」をメインに、同社のワイヤレスイヤホンやハイレゾ対応イヤホン、Lightning端子対応イヤホンを出展。また、オリジナルグッズがもらえるアンケートも実施していた。

「RW-WPS11」のデモを実施

「RW-WPS11」

「RW-WPS11」は、5GHz帯/2.4GHz帯のWi-Fi通信に対応し、本機に挿したmicroSDカードの内容をiPhoneから閲覧・再生できる。ワイヤレスのため、iPhoneのLightning端子を塞がずに使用でき、同時にイヤホンやヘッドホンアンプを繋いだり、充電しながら使用することもできる(関連ニュース)。

■DUNU-TOPSOUND

DUNU-TOPSOUNDのブースでは、フラグシップ・イヤホン「Falcon-C 隼」をメインに、1ダイナミック+3BAドライバーの「DK-3001」を出展していた。

「Falcon-C 隼」

「DK-3001」

「Falcon-C 隼」は、ハウジングに、ステンレスの3倍の強度を持つというリキッドメタルを採用。ドライバーは、独自開発の9mm口径ダイナミック型ドライバーをシングルで搭載する。再生周波数は10Hz〜40kHzをカバーし、ハイレゾに対応。付属ケーブルは、6NグレードのOCCにシルバーコーティングを施し高域特性を向上させたという。MMCXによるリケーブルに対応する。

■PRYMA

PRYMAのブースでは、Sonus faber社製造・監修のヘッドホン「PRYMA 01」を出展していた。ハウジングのフレーム部分は銅とステンレスの混合材から切り出している。ヘッドバンドにはイタリア製の本革素材を採用。さらにイタリアの職人によって一つ一つ手作りで製作されている。

「PRYMA 01」

■リエイゾン・oBravo

リエイゾンのブースでは、oBravoブランドのヘッドホン・イヤホン各種を出展。平面駆動モデルや、ハイルドライバーモデルの各ラインナップをいっせいに展示。すべてを試聴できるようにしていた。

「HAMT-Signature」

ハイルドライバーモデル

さらに、5月20日に発売予定のハイエンド・ヘッドホン「HAMT-Signature」も出展。Mcapコンデンサーを実装し、滑らかな高音域クロスオーバーを実現。ヘッドバンドにカーボンファイバーなどにより、同HAMTシリーズの「Plus」モデルと比べて約146g軽量化した。なお、価格は640,000円(税込)となる。

■RME

RMEのブースでは、4月26日に発売されたDAコンバーター兼ヘッドホンアンプ「ADI-2 DAC」と、AD/DAコンバーター「ADI-2 Pro」を展示していた。

「ADI-2 DAC」

「ADI-2 Pro」

「ADI-2 DAC」は、ADI-2 Proをベースに、新開発のIEM出力端子や付属リモコンを追加。11.2MHz DSDや768kHz/32bit PCM対応と、バランス駆動対応を継承し、ASIOネイティブもサポート。音声処理はDSPベースで行われ、高いジッター除去能力を持つ、最新の独自クロック技術「SteadyClock FS」を搭載する(関連ニュース)。

■サンディスク

今回がヘッドフォン祭初出展となるサンディスクのブースでは、アンケートに答えると、日本発売モデルとしては最大容量となるmaicroSDXC UHS-Iカード「サンディスク ウルトラ プレミアム エディションmicroSDXC UHS-Iカード 400GB」(関連ニュース)やオリジナルグッズが当たるキャンペーンを実施。

「サンディスク ウルトラ プレミアム エディションmicroSDXC UHS-Iカード 400GB」

サンディスクのブースには常に人だかりが

ブースのスタッフは「スマートフォンで使うには400GBは大容量過ぎるかもしれないが、ハイレゾ音源のような1つのデータ量が大きなものを大量に保存するには良いと思い、こうしたイベントに初めて参加した。実際に256GBのmicroSDカードを複数枚持ち歩いている来場者が多く、自分たちの予想以上の反響があり驚いている」と話してくれた。

400GB以外にも16GB〜256GBのmicroSDカードが当たる

■七福神商事

七福神商事のブースでは、先日発表されたHiFi roseの一体型据え置きオーディオ「RS-301」や、七福神商事のオリジナルイヤホンなどを展示・デモをしていた。

「RS-301」

「RS-301」は、5.0型のタッチスクリーンと8つのスピーカー、ネットワーク機能を搭載したワイヤレス対応のオーディオプレーヤー。OSにAndroid 5.0を採用し、タッチ操作に対応する(関連ニュース)。

radikoに加え、e-onkyo musicのAPIを導入予定で、直接音源をダウンロードし、その音源を内蔵メモリー(8GB)やmicroSDカードに保存できるほか、ネットワーク経由でNASに保存することもできる。また、タッチスクリーン上での動画再生にも対応。YouTubeの動画再生では、roseが作ったYouTubeチャンネルにより広告のない動画再生ができる。

同ブースでは、専用スタンドに設置した状態で展示・デモが行われていた

七福神商事オリジナルの新イヤホンは、「丸七シリーズ」にラインナップする、BAドライバーを4基とダイナミックドライバーを1基搭載したハイブリッドタイプのユニバーサルイヤホン。イヤホン本体とイヤーチップのみの製品で、ケーブルやポーチなどの付属品にかかるコストを削減し、その分を製品の完成度をより高めるために費やしたという。

七福神商事オリジナルの新イヤホン「丸七シリーズ」

■WAGNUS.

WAGNUS.のブースでは、4月28日発売の新フラグシップ・イヤホンケーブル「OmniSheep」をメインに、同社のリケーブルをいっせいに展示していた。

「OmniSheep」

同社のリケーブルが試聴できる

「OmniSheep」は、導体に最高純度の無酸素銅「class 1 OFC」を採用。純銀メッキと2重シルク巻きを施した計8本のリッツ線に特殊ツイスト処理を施し、編み込み、巻き方向にまでこだわって製作されている(関連ニュース)。「これまでのケーブルを覆すケーブル」を目指して開発し「全てにロスがなく、3Dのように広がる音響、究極の情報量」を実現したとする。

■NIDEON・日本電子音響

日本電子音響のブースでは、NIDEONブランドの変換ケーブルや、外装に京都西陣織を使用したリケーブルを参考出展していた。変換ケーブルは、200シリーズを使用し信号減衰と外来ノイズを極限まで抑制。変換ケーブル用に新開発した独自ジャックを採用。ラインナップは、2.5mm - 3.5mm、2.5mm - 4.4mm、3.5mm - 2.5mm、3.5mm - 4.4mm、4.4mm - 2.5mm、4.4mm - 3.5mmのすべてを用意する。

変換ケーブル

唐紅色の京都西陣織を使用したリケーブル

■日本ディックス

日本ディックスのブースでは、Acoustuneから「HS1551」「HS1503」とチューニングを変えたイヤホン「HS1600」の試作機や、PentaconnのOFC削り出しによる2.5mm/3.5mm/6.3mmプラグ「Pentaconn audio plug」を出展。

「HS1600」の試作機


また、MMCXや2pinとは異なる新たなコネクター「Pentaconn ear」も参考出展されていた。「Pentaconn ear」は、4.4mmプラグ「Pentaconn」で得たノウハウや設計思想を生かして開発し、接触抵抗値を極限まで抑制したという。また、MMCXと比べて、挿抜に対する耐久性に優れるとする。

「Pentaconn ear」

■旭化成 / Menlo Scientific

旭化成 / Menlo Scientificのブースでは、旭化成の伸縮電線「ロボ電」をケーブルに使用したスポーツ向けBluetoothイヤホンや、ヘッドホン/イヤホンに関する素材を取り扱う米Menlo Scientificが取り扱う製品の展示を行っていた。

「ロボ電」(写真上)と、同ケーブルを使用したスポーツ向けBluetoothイヤホン

Menlo Scientificは、色を付けた状態から成形を行うことで塗装のためのコストを削減できるという新素材などを展示していた

「ロボ電」は、中心のゴム線に導線を巻き付けてさらに特殊な繊維で縫い合わせた、伸縮可能な電線。もともとはロボット用に開発されたものだが、それをコンパクト化して、Bluetoothイヤホンのケーブルに応用。伸縮性をいかして、スポーツ時にケーブルを頭部へフィットさせ、安定性と装着感を高めることができる。

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