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七福神商事は新作をチラ見せ

<ポタ研>マス工房、生産完了パーツを使った165万円のアンプ/Soundfort、真空管Nutube搭載機を参考出展

公開日 2017/07/08 18:10 編集部:伊藤 麻衣
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フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2017夏(ポタ研2017夏)」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、七福神商事/Soundfort/クラリオン/マス工房のブースをレポートする。

■七福神商事(TSH corporation)

七福神商事のブースでは、EARNiNEの独自BAドライバー搭載イヤホン「EN2J」「EN1J」(関連ニュース)をメインに展示。また、詳細はまだ明かせないが、近日発売予定だというイヤホンが特別に出展されていた。

ブースの様子。新イヤホンについては、残念ながら写真撮影もNGだった

また、オーディオ事業部門で提携しているzionoteが取り扱うJAVSのUSB-DAC「X6-DAC-femto」(関連ニュース)も展示されていた。

■Soundfort

Soundfortは、コルグ製の真空管「Nutube」を搭載したフルディスクリート構成のヘッドホンアンプを参考出展していた。現在開発中の製品で、サウンドから搭載するコネクター、サイズ感などについて、来場者からの意見を参考に制作を進めていくという。

鋭意開発中のNutube搭載ヘッドホンアンプ

その他にも、ハイレゾ対応真空管ハイブリッドアンプ「QS-9」(関連ニュース)やDSD5.6MHz対応USB-DAC「DS-200」(関連ニュース)、ヘッドホンアンプ「DS-100+」(関連記事)も展示されていた。

QS-9

■クラリオンセールスアンドマーケティング

クラリオンは、平面振動板を採用したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」(関連ニュース)を展示。

また、内蔵イコライザーにより異なる音質にチューニングしたZH700FFも用意されており、「ガールズ&パンツァー」音響監督・岩浪美和氏、音楽プロデューサー・佐藤純之介氏、ライター・野村ケンジ氏によるスペシャルチューニングモデル3タイプ(関連ニュース)を試聴を行っていた。

3タイプとも、もとが同じヘッドホンとは思えない音の違いがあった

■マス工房

マス工房のブースでは、フルバランスヘッドホンアンプの新製品「model 406」を出展。トランジスタにこだわり、すでに生産が終了しているものをあえて採用したという。入力インピーダンスは3.7KΩ、最大入力レベルは+25dBm、最大出力レベルは12V、周波数帯域は13Hz〜100kHz(-0.5dB)をカバーする。価格は1,650,000円で、近日発売予定とのことだ。

model 406

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