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レンズはマイクロフォーサーズ規格を採用

JVC、カメラ・ビデオ・コントロール分離型の業務用4Kカメラシステム

公開日 2015/06/12 19:38 編集部:小野佳希
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JVCケンウッドは、JVCブランドより、4K撮影に対応し、カメラ・ビデオ・コントロールの3ユニットを分離させた、業務用分離型4Kカメラシステム「GW-SP100」を6月中旬より発売する。

GW-SP100

4K対応Super35mm CMOSセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズシステムマウントを採用した小型・軽量の4Kカメラユニットと、脱着・折り畳み可能な7インチフルHD液晶モニターを搭載したビデオユニットおよび、コントロールユニットからなるシステム。同社では、「カメラユニットを分離させたことにより、高い設置性と遠隔操作を可能とし、業務用ビデオ市場はもとより、医療や検査などさまざまな分野において、新しい撮影スタイルで4K映像の記録・再生に対応する」としている。

撮像素子には、当社グループ会社のAltaSens Inc.が開発したSuper 35mmサイズのCMOSセンサー(総画素数約1350万画素)を搭載。カメラユニットには上記のようにマイクロフォーサーズ規格を採用し、マイクロフォーサーズのレンズ群を使用できる。

ビデオユニットには、1920×1080/60p対応の7インチフルHD液晶モニターを装備。ビデオユニットからの脱着や折り畳みにも対応させることで可搬性も高めている。

付属ケーブルを介して専用小型コントロールユニットをビデオユニットに接続し、カメラ操作(REC/PAUSE、フルオート、ズーム、アイリス、フォーカス調整等)や詳細設定(ガンマ、ニー、ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランス等)を行うことが可能。カメラユニットを三脚やジブ、クレーン等に設置した際も、手元でコントロールできる。

QuickTime(MOV)形式での4K(3840×2160)記録に対応するほか、フルHDではAVCHDの各ファイルフォーマットにも対応。そのほか、SDHC/SDXCメモリーカード対応のダブルカードスロットを、4K×2、HD×2の合計4スロット装備。4K×2、HD×2の各スロットでシームレスな長時間連続記録が可能な「シリーズ記録」や、2つのスロットに同じ画像を記録する「デュアル記録」を選択できる。

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