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HDDと光ディスクへの同時記録などにも対応

JVC、HDMI端子搭載で約40万円の業務用BDレコーダー「SR-HD2700」

公開日 2015/07/22 16:25 編集部:小野佳希
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JVCケンウッドは、 JVCブランドより業務用ブルーレイディスク&HDDレコーダーの新モデルとしてHDMI入力端子を装備した「SR-HD2700」を7月下旬より発売する。価格はオープンだが40万円前後での実売が予想される。

SR-HD2700

HD/SD-SDI入力端子に加え、新たにHDMI入力端子を装備。対応機器からの映像信号をHDD/光ディスクへダイレクトに記録が可能。また、入力されたHD映像をSD映像へダウンコンバートした記録も行える。

入力された映像信号をHDDと光ディスクへ同時記録することが可能。直接ディスクへ書き込むことで制作時間を短縮するだけでなく、HDDへのバックアップも同時に行えるため、効率的な作業を実現するとしている。

記録・再生ディスクは、BD-RE/BD-R、DVD-R/DVD-RWに対応。再生は市販のBDやDVDビデオ、音楽CDに対応している。BD記録フォーマットは、BDAVモードに加えてメニュー付きBDMVモードも選択可能。また、DVD記録フォーマットには、VRモードとビデオモードが選択できる。

BDなら最大約24時間、DVDなら約8時間までの連続記録が可能。監視やモニタリングだけでなく、オンエアコンテンツ映像の記録・確認などに役立つとしている。

SDI、HDMI入力信号を直接録画する際に、映像信号に文字を重ねることが可能。また、文字サイズの大きさや透過率、表示位置の設定もできる。これにより、オリジナル映像コンテンツの無断活用防止に配慮している。

また、SDカードスロット/USB端子を搭載し、映像データをHDDに取り込み可能。AVCHDフォーマット5取り込みのほか、同社製HDメモリーカメラレコーダー「GY-HM850/HM650/HM600」のHQモード(35Mbps)またはSPモード(25/19Mbps)で録画されたMOVとMXFファイルを取り込むこともできる。

HDDに取り込んだ映像データをPCレスで編集可能。プレイリストの作成、チャプターやサムネールの編集、シーン削除、分割などの編集に加え、ディスク名、タイトル、グループ名などの変更も行える。

そのほか、内蔵HDD(1TB)からBD/DVDへ最大32倍速の高速ダビングに対応。自動リピート再生ディスクの作成なども行える。

【問い合わせ先】
JVCケンウッド
メディア事業統括部 プロカメラ統括部 プロカメラ・マーケティング部
TEL/045-444-5401

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