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4Kチューナーも正式発表

ひかりTV、日本初の4K VOD商用配信を10月27日より開始 − 配信作品や価格など詳細を発表

公開日 2014/10/03 13:02 ファイル・ウェブ編集部
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NTTぷららは、10月からのサービスインを予告していた4K VOD商用配信サービスの正式な開始日を10月27日に決定。同サービスを視聴できる4Kチューナー(STB)「ST-4100」の提供を12月下旬より開始する。


4Kチューナー

■テレビメーカー5社が対応モデルを投入 − 4Kチューナーは月額1,944円

4K対応テレビに上記チューナーを接続することでサービスを利用可能。チューナーは月額1,944円(税込)で12月下旬からのレンタル提供を開始する。販売は来年以降を予定している。なおチューナーは4K VOD映像の受信機能に加えて通常の2K映像配信用チューナーを3基搭載。1ch視聴と2ch同時録画(地デジ放送の同時利用は2チューナーまで利用可)を行えるほか、音楽配信やゲーム、ショッピングなど、ひかりTVの通常メニューももちろん利用できる。

各社のチューナー内蔵4K、もしくは4K対応テレビにチューナーを外付けすることで利用可能

チューナーの背面端子部

また、テレビメーカー各社から発売予定の4K対応テレビに同サービス用チューナーが内蔵されるものがあり、こうしたモデルであれば別途で上記チューナーを用意する必要はない。

発表会場には本サービスに対応する各社のテレビも展示

チューナーのリモコン


UIイメージ。提供中の各種サービスのなかに新たに4Kのメニューが加わる


コンテンツ選択メニュー


本サービス対応チューナー内蔵テレビを発売するのは、シャープ、東芝、ソニー、LG、パナソニックの5社。シャープは“AQUOS”UD20/US20/U20の3ラインがサービスイン当日の10月27日から対応し、東芝は“REGZA”Z10X/J10Xが、ソニーは“BRAVIA”X9500B/X9200B/X8500Bと、4KメディアプレーヤーのFMP-X7が2015年春のアップデートによって対応する。なお、ソニー製テレビがひかりTVチューナーを内蔵するのは初めて。

シャープ“AQUOS”は4K対応モデル3ラインすべてがサービスインと同時に対応

東芝“REGZA”はZ10XとJ10Xシリーズがアップデートで対応予定


ソニー“BRAVIA”はX9500B/X9200B/X8500Bがアップデートによってチューナー不要で本サービスに対応予定。加えて4KメディアプレーヤーのFMP-X7も同様にアップデートによって対応する予定

そしてLGは2015年に発売する4K対応モデルにチューナーを内蔵。パナソニックは2015年前半に4K VIERAで本サービスに対応する予定だ。

LGは2015年発売の4K対応モデルからチューナーを内蔵する予定

パナソニック“VIERA”は2015年前半の対応予定となる

■通常プランからの追加料金は不要/映画やグラビアなどコンテンツの詳細も判明

NTT東西による光回線「フレッツ光ネクスト」「Bフレッツ」「フレッツ光プレミアム」を利用した上で、ひかりTVの「お値うちプラン」「テレビおすすめプラン」「ビデオざんまいプラン」「基本放送プラン」のいずれかに加入することで4K VODも利用可能。4Kサービスを利用するための特別なメニューは用意されておらず、追加料金なども不要。

ひかりTVの基本プランいずれかに加入していれば追加料金不要で4Kサービスを利用可能。見放題サービスの場合はその料金内で見られる4K作品も存在する

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