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「BIONZ」改良で画質向上

ソニー、独立型マイクやPJ内蔵の“ハンディカム”最上位「HDR-PJ790V」

公開日 2013/01/09 13:03 ファイル・ウェブ編集部
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■独立型マイクなどで音質も強化

Eマウントを採用したレンズ交換式ビデオカメラ“VGシリーズ”と同じように、独立型マイクデザインを新たに採用。新システム「アドバンスドサウンドシステム」も搭載し、横型グリルも採用することによりカメラ本体から発生するノイズを従来比50%(6dB)低減させることに成功した。マイクは5.1ch/ドルビーデジタル記録に対応している。

独立型のマイクを採用

また、ウィンドスクリーンも新たに同梱。装着時の風ノイズは従来比で90%(20dB)低減させている。なお、アクセサリー類はレンズフードとリモコンも新たに同梱させるようにした。

アドバンスドサウンドシステムにより、ダイナミックレンジが2012年モデル比で2倍に拡大。大きな音も音割れせずに、また、小さな音もクリアに記録できるようになったとしている。

そのほか音質面では録音レベル調整機能も新搭載。マニュアル調整も行えるようにしている。また、従来から引き続きデジタルアンプ「S-master」、およびS-master対応ステレオスピーカーを備えている。

マニュアルでの録音レベル調整が可能に

■MP4録画も選択可能に

これまでのAVCHDでの記録に加え、新たにMP4での記録にも対応。汎用性の広いMP4録画を選ぶことによってSNSなどでの共有も行いやすいよう配慮した。AVCHDとMP4の同時記録は行えない。また、撮影済みコンテンツのAVCHDからMP4への変換機能なども備えていない。

MP4での録画も選択できるようになった

なお、Wi-Fi接続でスマホやタブレットをリモコンとして利用したり、コンテンツを転送できるようにするワイヤレスアダプター「ADP-WL1M」も別売で用意。同アダプターを使用してのスマホ/タブレットへのコンテンツ転送もMP4と静止画のみの対応となる(※パソコンへの転送はAVCHD、MPEG2も可能)。

ワイヤレスアダプター「ADP-WL1M」

加えて、アクセサリーシューが前述のようにマルチインターフェースシューとなり、加えてA/Vリモート端子もマルチ端子に変更。ハンディカム専用アクセサリーだけでなく、ソニー製カメラ用アクセサリーを共通で使えるようになった。また、XLRアダプターにも新たに対応した。

マルチインターフェースシューを新採用

そのほか、アクセサリーとしてワイヤレスアダプター「ADP-WL1M」のほか、内蔵プロジェクターでコンテンツ再生する際の音質強化用ポータブルスピーカー「RDP-CA3M」や、キャリングケースなども用意している。

ポータブルスピーカー「RDP-CA3M」

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルSD+HDDムービー
  • ブランドSONY
  • 型番HDR-PJ790V
  • 発売日2013年1月18日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:有効614万画素(16:9) 1/2.88型"Exmor R" CMOSセンサー ●レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」 ●ズーム:光学10倍 ●内蔵メモリー:96GB ●記録媒体:メモリースティック PROデュオ/メモリースティック PRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●モニター:3.0型(16:9) 92.1万ドット エクストラファイン液晶 ●外形寸法:74.2W×84.6H×137.5Dmm ●質量:約575g