<CEATEC2007:松下電器>VIERA中心のリンクスタイルを加速 − 新Uniphierの能力をデモ

2007年10月02日

パナソニックブース
松下電器のブースで最も多くのスペースが割かれているのは、同社が家庭内ネットワークの中心に位置づける薄型テレビ“VIERA”。ブースの正面には、同社が来年開催される北京オリンピックの公式スポンサーであることから、スポーツ映像をVIERAで表示するデモを行い、来場者にVIERAを強烈に印象づけた(VIERA公式サイト)。

ブース内では、SDカードムービーやLUMIX、ラックシアターなど、同社が展開する様々なAV機器とVIERAの連動デモを実施。ネットワーク化による簡便な操作を体感することができた。また、プラズマVIERAについては、動画解像度や視野角、コントラストの高さをアピールするおなじみのデモが今回も行われたほか、10万時間の使用が可能で、鉛・水銀フリーを達成するなど、環境負荷を抑えていることも強調した。液晶VIERAについては、IPSαパネルの特徴や、TH-37LZ75の内部構造モデルなどを見ることができた。

プラズマVIERAの魅力を様々な角度からアピール

VIERA Linkの利便性を訴求するデモも数多く行われている

DIGAに関しては、本日CEATEC会場で電撃的に発表された、MPEG-4 AVC/H.264記録が可能なBD/DVDレコーダー計6機種をいたるところに展示。実際に実機を触ることができるので、発売が待ちきれないという方は、会場でチェックすることをおすすめする(DIGA公式サイト)。

DIGAは実機を触ることができる

今回のDIGAのAVCエンコード実現に大きく向上したのが、民生機器として世界初の45nmプロセスを実現したシステムLSI「Uniphier」だ。このUniphierには2億5千万個のトランジスタが集積しており、AVC/H.264のエンコード・デコードのほかにも、高性能な3Dグラフィックス処理能力や、セキュア対応の対称型マルチプロセッサー技術などを搭載。会場では、この処理能力を用いて、BD-JAVAを実行するデモを実施。高精細な地図を高速スクロールするデモと、実写映像をバックにしたシューティングゲームのデモを見ることができた。

システムLSI「Uniphier」

Uniphierを使ったBD-JAVAの実行デモ。写真は高精細な地図をスクロールさせているところ

同じくBD-JAVAのデモ。実写映像をバックにしたシューティングゲーム

BD関連の技術展示も要注目。ピックアップや半導体レーザーなど様々なデバイスを展示している。説明員によると、「来年はBD-R 8倍速記録の実現が視界に入っている。デバイスの準備はすでにできている」とのこと。本日発表のDIGAはBD-R 4倍速記録に対応したが、来年はさらに高速なダビングが行えるようになる可能性が高い。また、ディスク関連では4層BD-Rの試作品展示も行われ、要素技術の開発も順調に進んでいることを伺わせた。

BDドライブやデバイスの展示にも力が入っていた

WiFi機能をとうさいしたPLCアダプターを参考出品

PLC関連製品も多数出展されていた。いずれの製品にも「国内PLCシェアNo.1」と書かれたシールが貼られ、PLC分野における同社の存在感の高さを強調。また、参考出品として、WiFi機能を内蔵したPLCアダプターの展示も行われた。


デジタル一眼レフカメラ「L10」も展示
このほか、デジタル一眼レフカメラ“LUMIX”「L10」も展示(LUMIX公式サイト)。フリーアングル液晶やライブビュー機能の使い勝手の良さをアピールしていた。SDカードムービーについても、「アドバンスOIS」による手ブレ補正機能の進化など、新機能の紹介に大きなスペースが割かれていた。

(Phile-web編集部)

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