サエク、新世代のダブルナイフエッジ式トーンアーム「WE-709」。設計・構造・素材を刷新
サエクコマースは、新規開発の機構を搭載したダブルナイフエッジ式トーンアーム「WE-709」を3月下旬より発売する。価格は825,000円(税込)。

同社独自のダブルナイフエッジ機構を継承しつつ、 “現代のアナログ再生環境にふさわしいトーンアーム” を目標に、従来モデルから設計・構造・素材を根本から見直したという新世代モデル。
新規開発したダブルナイフエッジ機構は、ナイフの直径を拡大したほか、刃受け部の構造の見直しを図り、従来より高い感度と剛性を実現したという。またインサイドフォースキャンセラー機構も刷新、振動対策を強化した。これによって正確で安定したトレース能力を実現し、フォノカートリッジがレコードからピックアップする微弱な音楽信号を余すことなく伝えると説明している。
内部配線には低歪/高導電の安定した特性を持つPC-Triple C導体を採用。フォノケーブルは別売りとなっており、同社のフォノケーブル「SCX-5000」の使用が推奨されている。
トーンアーム本体の全長は261.7mm、オーバーハングは17mm。取付穴径は31mm。ヘッドシェルはアルミ合金製「SHS-5」を標準装備し、自重は16g。2種類のカウンターウェイトを付属。適合カートリッジ質量(ヘッドシェル含む)は、Lightウェイト時:17 - 25g、Heavyウェイト時:24 - 32g。アーム高さ調整範囲は40 - 80mm(アームベース面からアームパイプ中心まで)。
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