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“オーディオのSONY”復活へ − ソニーがホームオーディオ製品の説明会を開催

2006年09月05日
別項でお伝えしたとおり、ソニーは本日、ホームオーディオ用単品コンポ3モデルを発表した(関連ニュース)。この発表に合わせ、同社が今秋のオーディオ製品の説明会を開催したのでレポートしよう。

説明会で初めに登壇したのは、ソニー(株)オーディオ事業本部 ホームオーディオ事業部長の大津雅弘氏。大津氏は、「弊社に限らず、近年、オーディオ分野でこのような内覧説明会を開催するのは珍しいこと。『ソニーがオーディオから撤退するのではないか』と思った方もいるかもしれない」と冗談交じりに語った後、「BDの立ち上げもあり、ホームオーディオ事業はこれからますます重要になる。この秋から、力の入った新製品を続々と登場させる」と力強く語った。

ホームオーディオ事業部長の大津雅弘氏

ソニーのオーディオ事業本部

現在、ソニーのオーディオ事業本部は、ミニコンポやラジカセなどを手がけるパーソナルオーディオ事業部、カー用AV機器を扱う車載オーディオ事業部、ネットワーク・ウォークマンを担当するコネクト事業部、そして単品コンポやホームシアターシステムを開発するホームオーディオ事業部の4つに分けられている。

大津氏は、既に発表済みのAVアンプ「TA-DA3200ES」やホームシアターシステム「DAV-LF1H」、「RHT-G1000」などを紹介し、AV分野での取り組みを説明した後、単品コンポについての話題に移った。「団塊の世代がオーディオに回帰していることに加え、団塊ジュニア層の存在感もある。幅広いターゲット層へ、本物志向のオーディオを啓蒙していく」と宣言。

団塊世代を中心に、幅広い層へ本物志向のオーディオを啓蒙する

ホームシアターシステム「DAV-LF1H」も展示

また大津氏は、ソニーがオーディオに再び注力する背景として、SACDのタイトル数が4,000点を超えたことも指摘。「ピュアオーディオにおけるソニーのプレゼンスを高めることが重要と判断した」という。

会場内には、写真撮影は許可されなかったものの、年末から年明けにかけて展開を予定しているというフロア型のスピーカーも展示。同社のオーディオ市場にかける強い意気込みをアピールした。一方、大津氏は「BDの立ち上げなど追い風の要素も多いが、国内のオーディオ市場は決して順風満帆と言える状況ではない」と分析。市場の流れを注視しながら、オーディオ製品の展開を進める方針を示唆した。

ソニーのAVアンプラインナップも展示された

高級オーディオシステムの代表として「TA-DR1」なども展示


ホームオーディオ事業部 設計一部 統括部長の伊藤博幸氏
製品の詳細については、ソニー(株)オーディオ事業本部 ホームオーディオ事業部 設計一部 統括部長の伊藤博幸氏が説明。伊藤氏は、「今後、BDの立ち上げなどでマルチchのAV商品がますます普及する。今後も力を入れていく」としながらも、「我々の原点は2chステレオ。我々技術者としても、マインドとして2chを切り離して考えることはできない」と、2chオーディオへの強い思いを滲ませた。製品の概要についてはこちらを参照されたい。

(Phile-web編集部)

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