−− 市場待望のCELLレグザ第二世代機の投入となりました。
岡田 ラインナップ化がひとつの大きなテーマでしたが、これまでにも「55V型では家に入らないからワンサイズ小さなものが欲しい」ですとか、「CELLレグザで3Dを早く見てみたい」など、たくさんの声をいただきました。第一世代機のインパクトが強烈だったものですから、それに負けない新しい楽しみ方をご提案のできる商品を、ひとりでも多くのお客様にお届けするため、様々なむずかしい課題をクリアし商品化いたしました。これからも、さらに第三世代、第四世代と、CELLレグザの感動をもっと多くのお客様にご提供していきたいと思います。
−− 第二世代機は3D対応となりました。
岡田 3Dというと皆さん、"飛び出る"イメージがあるようですが、我々が目指しているのは自然な映像の臨場感、奥行き感です。海や山などの風景は特にきれいだとご評価をいただいており、11月末より新しくスタートするCMでも、この奥行き感を表現してみました。
自然な3D映像を実現するためには、エンジンの処理速度の速さはもちろん重要ですが、要となるのがソフトウェアです。当社の考えている3D映像のあるべき姿を、どのように具現化して見せていくのか、そこに、技術者のノウハウが求められる。それこそが我々の最大の強みのひとつと言えます。
−− BDレコーダーでも、こちらも多くの方からの期待の声の高かった「RD-Xシリーズ」がいよいよ登場ですね。
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VGP金賞を受賞したHDD&BDレコーダー「RD-X10」 |
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岡田 録画機の最上位モデルですから、特別の感慨がありますね。ファンの方も多い商品で、2月にBD対応商品の販売をスタートしたときから「Xシリーズはいつ出るのか」といった問い合わせも数多くいただきました。そうした期待に応え、ここに、最高のテレビと最高のレコーダーの組み合わせを実現することができました。録画はもちろん、高度な編集も可能ですから、新たにBDに保存するという楽しみが加わることになります。
録画の仕方も大きく変わってきていますね。HDDにどんどん録って、後から見る。見たら消して、必要なものは残す。録画をするための選択肢も多彩になり、録画するお客様の層も広がっています。レグザの録画対応モデルも、置き場所の限られるパーソナルルームでも楽しめるよう、19V型の小型サイズまでラインナップを揃えています。また、CELLレグザではまる1日放送をさかのぼって見たい番組を楽しめるタイムシフトの提案もさせていただきました。録画文化に対する色々な提案を行っていくことにより、録画の楽しみ方をもっともっと広げていきたいと思います。
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