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公開日 2026/03/04 06:30
連載「いま見るべき4K Ultra HD Blu-ray」

4K UHD BD『トロン:アレス』、最新の映像技術で“あの世界”を完全再現! オールドファンなら感涙必至

伊尾喜大祐

4K Ultra HD Blu-rayの注目タイトルをプロの評論家が画質と音質の評価チャート付きで紹介する連載企画。今回のタイトルは現在発売中の『トロン:アレス』。画質と音質の見どころ聴きどころを、伊尾喜大祐氏が自宅のホームシアターで徹底的にチェックした。


『トロン:アレス』



WDUF-1178 7,590円(税込)ウォルト・ディズニー・ジャパン/ハピネット・メディアマーケティング


STORY


実に15年ぶりとなる『トロン』シリーズ第3作。第1作以来のライバルIT企業であるエンコム社とディリンジャー社は、デジタルデータを実体化させるテクノロジーの完成にあと一歩まで近づいていた。最大の壁は「29分間」という実体化のリミット。第1〜2作の主人公であるフリン父子からエンコム社CEOを継承したイヴは、そのリミットを打破する永続化コードを発見する。しかしコードの奪取を目論むディリンジャー社CEOのジュリアンが、デジタル世界「グリッド」から戦士アレスたちを現実世界に召喚して


赤い光と漆黒の闇の強烈なコントラスト、アトモスも圧倒的没入感


シリーズ第3作では、ついにデジタル戦士が現実世界で実体化。ライトサイクルが現実世界を爆走するスペクタクルや、第1作の「あの世界」の完全再現など、オールドファンが夢見た光景が次々と映像化され感涙必至だ。


映像は8K撮影/4K DIマスターをDolby Vision HDRで収録。アレス側の「赤」とエンコム側の「青」の対比が鮮烈。グリッド世界の精緻な描写に映像技術の進化を実感。惜しいのはアスペクト比が2.39:1固定なこと。Disney+のIMAX Enhancedモードでは画面が随所で1.90:1に拡大し、異なる映像体験が楽しめるのだが。


これに対してDolby Atmos音声は圧倒的な没入感。ライトサイクルの疾走や空飛ぶアーチことレコグナイザーの威圧感たっぷりな飛行と無限ミサイル発射など聴きどころ満載だ。第1作のウェンディ・カルロス、前作のダフト・パンクを引き継いだナイン・インチ・ネイルズの音楽も浮遊感豊かに聴かせる。


CH4はアレスたちとエンコム戦士のサーバー攻防戦。CH6は現実世界でのライトサイクルチェイスの臨場感。『AKIRA』オマージュもあちこちに。そしてCH12では、第1作の「あの世界」を映像の質感・音楽・効果音までも完全再現!



(C)2026 Disney




(C)2026 Disney


 



『トロン:アレス』画質/音質傾向


SPEC



●製作:2025年/米 ●ジャンル:洋画SF 監督:ヨアヒム・ローニング ●出演:ジャレッド・レト、グレタ・リー 本編ディスク:約119分、スコープ、Dolby Vision ●本編音声:英語Dolby Atmos、日本語Dolby Digital Plus 7.1ch ●字幕:英語、日本語、日本語吹替用特典:同梱のBDに収録/メイキング、ライトサイクルの魅力、ジャレッド・レトと監督のトーク、キャスト対談、受け継がれるレガシー、未公開シーン



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