JBL『Liveシリーズ』は音良し・機能良し・利便性良し!「すべてがハイレベル」なヘッドホン&イヤホンならコレ!
山本 敦個性豊かな “Liveシリーズ” 4モデル
Liveシリーズの新しい4モデルは、それぞれに個性豊かだ。完全ワイヤレスイヤホンには耳に心地よく収まるカナル型の「Live Buds 4」と、安定した装着感が得られるスティック型の「Live Beam 4」がある。なお、 Live Beam 4はJBL公式サイト専売モデルとなっている。
ふたつのモデルの違いは装着スタイルだけで、内部の音響設計、そしてJBLシグネチャーサウンドのキャラクターは共通していると筆者は感じた。
2つのイヤホンについては、前モデルから継承・進化を遂げたスマート充電ケースについて特筆しておきたい。Buds 4とBeam 4はともに1.57インチのタッチディスプレイを充電ケースの天面に搭載する。前モデル比で30%の大型化を図り、視認性と操作性の両方を高めている。
スマホを取り出してアプリを立ち上げることなく、ノイズキャンセリングの切り替え、イコライザーの調整、楽曲の再生・停止、さらには各種通知の確認までケースの面上で直感的に操作できる。一度体験してしまうと、便利すぎて手放せなくなる。
ワイヤレスヘッドホンも2モデル登場。耳全体を覆うアラウンドイヤー型の「Live 780NC」と、コンパクトなオンイヤー型の「Live 680NC」をラインナップする。
780NCは柔らかなシリコン素材のヘッドバンドとソフトPUレザーのイヤーパッドを採用し、極上の装着感を追求した。680NCはいわゆる “耳のせ” スタイルのオンイヤースタイルで、コンパクトなハウジングとポータビリティの高さを特徴とする。
音質・通話性能の高音質テクノロジー
4つのモデルの根底には共通のJBLによる高音質テクノロジーが息づいている。
すべてのモデルが高音質コーデックのLCDCをサポート。ハイレゾワイヤレス対応だ。LEオーディオにAuracast、そしてマルチポイント接続もサポートしている。ヘッドホンは付属するケーブルによる有線リスニングも楽しめる。
ノイズキャンセリング機能には、リスニング環境のノイズに対してリアルタイムに補正・適応する「True Adaptive ANC 2.0」を全モデルに搭載した。周囲の騒音の量と内容、そして装着状態を解析しながらベストなノイズ低減効果を発揮する。
そして通話品質の向上対策も万全だ。AI学習アルゴリズムを搭載した「パーフェクトコール 2.0」により、通話中の周囲環境ノイズを徹底して抑え込む。筆者も家族にJBL Liveシリーズを装着してもらいながら、ハンズフリー通話時の音声を試聴した。とてもクリアで聞きやすい。通話相手の声を前に押し出してくるような、鮮やかな会話音声だ。
音質レビュー:「サウンドの鮮度が極めて高い」
音質については新しいJBL Liveシリーズの4モデルに、あるひとつの共通する傾向を発見できた。サウンドの鮮度が極めて高く、エンターテインメント性に富んでいるのだ。
原音に忠実でありながら、音の彫りが深く、音像が立体的。ディティールの解像度も高く、特にボーカルや楽器のリアリティに惹きつけられる。
ベースの豊かさについても触れておきたい。ふくよかで温かみがあり、弾力感に富んでいる。ジャンルを問わず、活き活きとした躍動感にあふれる音楽を再現する。このようなベースの勢いを少し抑えたい場面では、モバイルアプリのイコライザーで「Studio」を選べば、よりニュートラルなバランスに追い込めた。
アクティブノイズキャンセリングの効果はメリハリが効いている。再生中のサウンドに一切影響を与えることなく、ノイズだけを的確に捉えて抑え込む。
アプリから設定を「アダプティブ」に選択しておけば、あらゆる環境でベストな消音バランスに自動で保ってくれる。アダプティブモード時にもANCの強度を可変させながら、音楽のバランスを崩さない安定感は見事だ。
アンビエントアウェア(外音取り込み)機能も優秀だ。車内のアナウンスや周囲の気配を、マイク由来のノイズを感じさせることなく、クリアに拾い上げる。コンテンツのサウンドに集中しながらも、周囲の状況を的確に把握できる。移動中の動画視聴にも最適だ。
音楽の魂そのものを描き出せるイヤホン&ヘッドホン
LDAC接続に対応するスマホで、ハイレゾロスレス音源を試聴した。マイケル・ジャクソンの『スリラー』は、ベースラインの豊かな厚みとエレキギターの鮮やかな音色が印象的。ボーカルの芯には力強さがあり、高域は耳に刺さらず、それでいてリッチな輝きを放つ。
馬場智章の『Season of Hearvest』では、サックスの温かみのある音色とリッチな余韻に包み込まれる。パーカッションの乾いた質感もリアルで、タイトな音場の中にすべての音が緻密に配置されている。
ビル・エヴァンス・トリオの『My Foolish Heart』を聴いた瞬間、筆者は感情を強く揺さぶられた。ピアノ、ベース、ドラムスの音が鮮やかに迫るだけでなく、演奏の空気感、そして熱量までもが蘇ってきたのだ。学生時代に初めてジャズ喫茶に足を踏み入れて、この曲を聴いた時の興奮に再び思いを馳せることができた。
Liveシリーズは音楽の魂そのものを描き出せるイヤホン&ヘッドホンだ。Beam 4とBuds 4は軽快な装着感とスタイリッシュなデザイン、そして手軽に高音質を楽しみたいアクティブな音楽ファンにおすすめだ。
ゆったりとした装着感が魅力的なヘッドホンの780NCは、自宅でゆっくり音楽を聴きたい場面にも最適だ。そして高いファッション性とポータビリティが両立する680NCは、お気に入りの音楽との常時接続をかなえてくれる。
新しいJBL Liveシリーズはパーソナルな音楽体験の新しい基準になる。
SPEC
「Live Buds 4」
●通信方式:Bluetooth Ver.6.0 ●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3●連続再生時間:最大8時間(ANC ON時) ●質量:約4.8g(イヤホン片耳)、約71g(充電ケース) ●付属品:イヤーチップ(XS/S/M/L)
「Live Beam 4」
●通信方式:Bluetooth Ver.6.0 ●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3●連続再生時間:最大10時間(ANC ON時) ●質量:約4.9g(イヤホン片耳)、約73g(充電ケース) ●付属品:イヤーチップ(XS/S/M/L)
「Live 680NC」
●通信方式:Bluetooth Ver.6.0 ●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3 ●連続再生時間:約50時間(ANCON時) ●質量:約231g ●付属品:USB Type-C to 3.5mmステレオミニケーブル(約1.2m)、キャリングポーチ
「Live 780NC」
●通信方式:Bluetooth Ver.6.0 ●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3 ●連続再生時間:約50時間(ANCON時) ●質量:約260g ●付属品:USB Type-C to 3.5mmステレオミニケーブル(約1.2m)、キャリングポーチ
(提供:ハーマンインターナショナル)
※本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.34」所収記事を転載したものです
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