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公開日 2026/06/03 13:01
スマートフォンから導入スタート

GoogleやAppleなどが新たなHDR映像規格「Eclipsa Video」開発。展開は今年後半の見込み

編集部:太田良司

GoogleやApple、NBCユニバーサルが開発を主導した、新たなオープンソースの映像規格「Eclipsa Video」が発表された。また、Eclipsa Videoの運営機関としてHDR10+ Technologies LLCが選定された。

Eclipsa Videoは、GoogleやApple、NBCUniversalの専門家が主導して開発したオープンソースの新たな映像規格。アメリカの映画テレビ技術者協会であるSMPTEが作成した仕様「SMPTE ST 2094-50」を基盤としている。


アダプティブメタデータを用いてディスプレイのヘッドルーム(輝度上の余裕)を動的に管理することで、映像の白飛びや黒つぶれを解消するという。


具体的には、基準となる白のアンカーを設定。SDRコンテンツの最も明るい部分を特定の基準値にマッピングし、余剰の輝度をHDR映像専用に確保する。


また、ヘッドルーム適応型ゲインカーブを採用。シャドウや中間調を圧縮することで、明るいハイライトのディテールを失わずに表示可能となる。どのデバイスや環境で視聴しても、制作者の意図通りの映像を再現できるとのこと。


加えて、今回の規格は既存のHDR10+規格とシームレスに統合できると説明。HDR10+規格とEclipsa Video両方の規格の認証を取得したデバイスについては、「Eclipsa Video powered by HDR10+」という名称を使用可能になる。


「Eclipsa Audio」の認定プログラムに続き、HDR10+ TechnologiesがEclipsa関連のプログラムを管理するのは今回が2回目となる。シームレスで没入感のある環境の提供を目指すとのこと。



本プログラムは、まず初めにスマートフォンを対象として展開される。その後、他のデバイスにも対象を拡大していく見込み。最初のEclipsa Video承認デバイスは、2026年後半に導入される予定だ。

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