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公開日 2026/05/28 10:08
税込308,000円前後

ソニー、3筐体ホームシアターシステム「BRAVIA Theatre Trio」。立体音響360SSM対応

編集部:小野佳希


ソニーは、コンパクトなサウンドバーと別体スピーカーに、天井向きのイネーブルドスピーカーを含む9基のスピーカーユニットを内蔵するホームシアターシステム「BRAVIA Theatre Trio(HT-A8)」を6月13日に発売する。オープン価格だが、税込308,000円前後での実売が予想される。


サウンドバーと左右のフロントスピーカーという3ユニットをワイヤレスで接続して利用できるホームシアターシステム。サウンドバーによってテレビ画面中央部の音の密度を、左右のスピーカーによって広い音場の音の密度をカバーすることで、テレビを包み込むような広大な音場を実現するとのこと。



そして独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」(以下、360SSM)などにも対応。後述するような、部屋の音響特性や視聴環境に合わせた音場調節機能も進化させており、同社ではこれらをもって「映画館のような体験を提供するプレミアムホームシアターシステム」だとアピールしている。


サウンドバー部には、新開発の低歪スピーカーユニットやアルミリング、銅キャップを採用した45×108mmウーファー2基と、25mmトゥイーター1基を搭載。



左右のフロントスピーカー部は2ウェイ構成を採用し、サウンドバー部と同じく新開発の低歪スピーカーユニットやアルミリングおよび銅キャップを採用した100mmウーファーと、20mmハイレゾトゥイーター、そして新開発の低歪スピーカーユニットによる80mmイネーブルドスピーカーを1台あたり各1基ずつ装備している。


フロントスピーカーに内蔵したイネーブルドスピーカーは、傾斜角度や上部の音響孔の設計を最適化し、高さ方向の音表現を強化。360 SSMで天井にファントムスピーカーを生成することで、より臨場感のあるサウンドを実現するという。



フロントL/Rウーファー、イネーブルドスピーカー、センターウーファーを同じアプローチで設計しており、各スピーカーで音質特性を統一。上記のように大型ユニットを採用することでコンパクトなサイズを維持しながら、力強い音響体験を実現したと説明している。


前述のように、ソニー独自の立体音響技術360SSM対応。同技術では、映画スタジオの音響特性の直接音・間接音双方を計測・分析。その分析に基づき、最大24基のファントムスピーカーを生成し、空間固有の響きや共鳴感まで忠実に表現できるように最適化したアルゴリズムで立体音響を再生する。


また、今回、映画スタジオのスピーカー配置などの分析に基づいてファントムスピーカーの配置を最適化。この最適な配置により音像定位が向上し、映画館に近い体験を実現したと同社はアピールしている。


同機能における音場最適化では、スピーカー位置に応じた最適化および視聴位置に応じた最適化といった従来の最適化に加え、新たに「部屋の環境」に合わせた最適化が可能に。同梱のキャリブレーションマイクを使用して部屋の環境に合わせて音場を最適化できるようにもなった。


なお、2024年発売の「BRAVIA Theatre Quad」などではキャリブレーションにスマートフォンのマイクを使用していたが、今回は上記のとおりキャリブレーションマイクを新たに同梱。これによって検出可能な各チャンネルの周波数帯域が大幅に拡大したほか、イネーブルドスピーカーおよびサブウーファーの検出・キャリブレーションもできるようになった。


360SSMには、本機単体で対応。別売のオプションスピーカーを用意したりといった必要はない。単体で360SSMに対応するサウンドバーとしては「Bar 9/8/7」もあるが、例えば「Bar 7」は生成するファントムスピーカーの数が5基であるのに対して、本機は前述のように24基のファントムスピーカーを生成する。


一方で、同時発表のサブウーファー「Sub 9」「Sub 8」などのオプションスピーカーと連携することも可能。オプションスピーカーの有無でファントムスピーカーの数自体は変わらないが、オプションスピーカーを追加することで立体音響体験が大きく向上するという。


オプションスピーカーとの接続は、上記Sub 9/8のほか、「Sub 7」「Rear 9」「Rear 8」、および「SA-SW5」「SA-SW3」「SA-RS5」「SA-RS3S」に対応。360SSMを利用しない場合でも、より広いレンジの音空間を再現することが可能になるなど様々な面で音質強化を図ることができる。


また、「Rear 9/8」などリアスピーカーを接続した際の出力調整範囲がBar 9/8よりも拡大。Bar 9/8では+10dBでの出力調整だったが、本機およびBar 7では+14dBで調整できる。


加えて、Sub 9を本機に2台接続するデュアルサブウーファー機能も対応。2台のサブウーファーを接続することで、より力強くバランスのとれた低音再生を実現できるという。


ネット動画やテレビ番組などのステレオコンテンツを立体音響化するアップミキサー機能も装備。付属リモコンの「サウンドフィールド」ボタンをオンにすることで、テレビ番組などをリアルタイムで立体音響化して再生できる。


付属リモコンに加えて、スマートフォンアプリ「Sony|BRAVIA Connect」でも各種操作が可能。アプリでは、オプションスピーカーや音設定など、付属リモコンよりも詳細な設定を行うことができる。


同社製テレビ “ブラビア”との連携機能も搭載。AIを用いた音声抽出によって人の声を聞き取りやすくするブラビア「ボイスズーム3」に対応するほか、対象のブラビアに接続すると、クイック設定にサウンドバーのメニューを追加可能。テレビ側のメニューからサウンドバーの設定変更が行えるようになる。


また、ブラビアとサウンドバーを合わせて設置できるフットパーツを付属。サウンドバー底面にフットパーツを取り付けることで、ブラビアのスタンドをまたぐ形で設置することができる。

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