トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2020/09/09 16:04
TVやサウンドバーなどにライセンス提供

アイレックス、地デジ番組等をイマーシブサウンド化できる独自音響技術「eilex PRISM STRATOS」

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
アイレックス(株)は、TVやサウンドバー向けの2chイマーシブサウドプロセス「eilex PRISM STRATOS」を発表した。これは、通常の2chのTVやサウンドバーでイマーシブオーディオを再生した場合に、音に左右の広がりと高さや奥行きを加え、イマーシブな臨場感を与える技術。TVやサウンドバーなどにライセンス提供される。

eilex PRISM STRATOS

「eilex PRISM STRATOS」は、eilex PRISMと、SRATOS 3Dプロセスの2つの要素から構成される独自技術。

eilex PRISMは、すでにシャープやハイセンス等のTVでも採用されている音響補正技術。スピーカーの前面近傍を覆う立体空間の音響パワー体積密度(Acoustic Power Volume Density)周波数特性を測定し、複数のドライバから出た音の干渉も検知、VIRフィルタを用いてフラットな周波数特性に合わせるというイコライジング技術。APVD周波数特性がフラットに補正されると、スピーカーから出て来る音は限りなく原音に近づくとされている。

新たに投入されるSTRATOS 3Dプロセスでは、頭の形状を球形と仮定し、立体的な音の伝播を数学的に解析するSpherical Head Model(SHM)という手法を採用。擬似ヘッドによって測定するHRTF(Head Related Transfer Function)よりも個人差が少ない、普遍的な解析が実現できるという。このSHMのデータをベースに計算された、Crosstalk Cancellation(XTC)を行っている。XTCは、片chの音が反対側の耳に届くことで、3D効果を阻害するのを防ぐ効果がある。

同社のホームページでは、「eilex PRISM STRATOS」の簡易デモも公開されており、オンオフの聴き比べなどを確認できる。

eilex PRISM STRATOS技術のオンのイメージ(左)とオフのイメージ(右)

「eilex PRISM STRATOS」はDSPやSoC、CPU、MCUなどさまざまなハードウェアにポーティング可能で、プロセス量は約7MIPSとなっている。今後はスマートフォンやワイヤレスオーディオシステムへの搭載も予定されている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 連載:世界のオーディオブランドを知る(10)総合音響メーカー「ヤマハ」の歴史を紐解く
2 【ミニレビュー】デスクトップオーディオにもスピーカースタンドが効果的!Kanto Audio「SP9」
3 テクニクス1200シリーズ用 高音質重量ベースキットなど注目のオーディオパーツが登場
4 VGP審査員が激賞。PARADIGM「Founderシリーズ」は“初めてのハイエンドスピーカー”に最適!
5 ハイセンス×横浜DeNAベイスターズのシナジーで野球をさらに盛り上げる!50年来のファン、小原由夫氏がスタジアム裏に潜入
6 液晶テレビはソニーのRGB Mini LED搭載の新フラグシップ「K-65XR90M2」が初登場1位<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング6月>
7 本格ホームシアターは「インストーラー」で変わる。4社・8拠点「ホームシアターグループ」再始動
8 ノア、Sonus faber/Laboratoriumの一部製品を9/18より値上げ
9 シャオミ、ワイヤレスウーファー同梱の「デスクトップスピーカー Pro Set」。USB/Bluetooth/AUX接続対応
10 TCL、令和8年熊本地震の被災ユーザー向けに修理料金を半額に。テレビやエアコン、生活家電が対象
8/4 12:31 更新

WEB