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公開日 2026/09/03 11:54
2026年秋発売予定

Mark Levinson、新世代アンプ「No 600シリーズ」3モデル。Pure Path設計深化/新デザイン「Tectonic」採用

編集部:原田郁未

ハーマンインターナショナルは、Mark Levinson(マークレビンソン)ブランドの新世代オーディオシステム「No 600シリーズ」として、ステレオプリアンプ「No 626」、ステレオパワーアンプ「No 632」、モノラルパワーアンプ「No 631」の3モデルを2026年秋に発売する。


価格は「No 626」が3,520,000円(税込)、「No 632」が4,400,000円(税込)、「No 631」が5,720,000円( 1台・税込)。



No 626



No 632



No 631


No 600シリーズは、Mark Levinsonがブランド創設以来掲げてきたという「音楽信号をありのままに再現する」理念を継承し、独自の「Pure Path」設計思想を採用したシリーズ。3モデルとも共通する設計思想とデザインコンセプトのもとで開発されている。


Pure Pathでは、信号経路の純度を高めるため、フルディスクリート構成による短い信号経路を採用。高いリニアリティと応答性、低歪率を狙うとともに、超低ノイズ設計のリニア電源、高剛性シャーシ、振動対策を組み合わせることで、音源に含まれる微細なニュアンスや空間情報の再現性を高めたとしている。


デザイン面では、新コンセプト「Tectonic」を導入。大地の地殻構造が生み出す力強さやスケール感から着想した造形を採用し、アルミニウム削り出しの高剛性シャーシ、中央に配置したガラスパネル、トップパネルのコアエレメント、ブランドを象徴するレッドのアクセントライティングなどを組み合わせている。


No 626:新世代「Precision Link III DAC」内蔵


No 626は、フルバランス・デュアルモノラル構成を採用するプリアンプ。Pure Path設計思想に基づく信号経路に加え、新世代「Precision Link III DAC」を搭載し、アナログソースからハイレゾデジタルまで幅広く対応する。



No 626


フォノステージにはMM/MC対応の「Pure Phono Class A」を内蔵。MM入力では入力負荷抵抗は47kΩ、入力容量は50/100/150/200/680pFから選択でき、ゲインは40dB。MC入力では20Ωから47kΩまで、複数の入力負荷抵抗を選択でき、ゲインはHighが70dB、Lowが60dBとなる。


ボリュームはディスクリートR-2Rラダー型を採用。Class A動作のヘッドホンアンプも備え、最大出力はLow設定/30Ω負荷時で3Vrms以上、High設定/300Ω負荷時で7Vrms以上としている。


デジタル入力はAES/EBU(XLR)×1、同軸S/PDIF(RCA)×2、光デジタル×2、USB-C×1を装備。PCMは最大384kHz/32bit、DSDは最大DSD256(11.2MHz)に対応する。DSDはDoP再生に加え、LinuxまたはAndroidベースのソース機器との接続時にはネイティブ再生にも対応する。


アナログ入力はバランス(XLR)×2、アンバランス(RCA)×3、フォノ(RCA)×1。アナログ出力はバランス×2、アンバランス×2を備える。



 No 626の背面端子部分


アナログライン部の周波数特性は20Hz - 20kHz(+0.2/-0.02dB)、0.4Hz - 150kHz(+0.1/-2dB)。全高調波歪率は1kHzで0.003%以下、20kHzで0.005%以下。S/N比は補正なしで97dB以上、A補正で100dB以上。


外形寸法は455W×143H×484Dmm、質量は17.1kg。消費電力はパワーオン時80W、ヘッドホン接続時85W、スタンバイ時はECO OFFで75W、ECO ONで0.5Wとなる。


No 632:250W×2の完全デュアルモノラル・パワーアンプ


No 632は、フルディスクリートかつ完全デュアルモノラル構成を採用したステレオ・パワーアンプ。Class A/AB動作とし、定格出力は8Ω負荷時250W×2。



 No 632


左右チャンネルを独立させたデュアルモノラル構成により、左右チャンネル間のセパレーション向上を図った。超低ノイズ・トロイダル電源、大型ヒートシンク、高剛性シャーシを採用し、安定した電力供給と熱安定性、振動抑制を図っている。


入力はバランス(XLR)×2、アンバランス(RCA)×2。入力インピーダンスはバランス900kΩ、アンバランス450kΩ。ゲインは26dB、S/N比は94dB以上。周波数特性は10Hz - 50kHz(+0.2/-0.2dB)、10Hz - 200kHz(+0.2/-1.5dB)。


コントロール端子としてRJ-12ポート、アップデート用USB-A、IRリモート入力、12V DCトリガー入出力を備える。外形寸法は455W×203H×522Dmm、質量は47.2kg。無信号時の消費電力は250W、スタンバイ時はECO OFFで200W以下、ECO ONで0.5W以下となる。



No 632背面の端子部分


No 631:500W出力のモノラル・パワーアンプ


シリーズ最上位に位置するNo 631は、1台で1チャンネルを駆動するモノラル・パワーアンプ。フルディスクリート・フルバランス構成を採用し、定格出力は8Ω負荷時500W。Pure Path設計思想に基づき、高バイアス動作によるリニアリティと低歪率を追求。超低ノイズ・トロイダル電源を採用し、メカニカル・アイソレーション構造による振動対策も施している。



No 631


入力はバランス(XLR)×1、アンバランス(RCA)×1。入力インピーダンスはバランス900kΩ、アンバランス450kΩ。ゲインは26dB、S/N比は94dB以上。周波数特性は10Hz - 50kHz(+0.2/-0.2dB)、10Hz - 200kHz(+0.2/-1.5dB)としている。


コントロール端子はNo 632と同様に、RJ-12、アップデート用USB-A、IRリモート入力、12V DCトリガー入出力を装備する。


外形寸法は305W×523H×522Dmm、質量は83.5kg。無信号時の消費電力は300W、スタンバイ時はECO OFFで50W以下、ECO ONで0.5W以下。ステレオ再生には2台を使用するため、2台分の価格は11,440,000円(税込)となる。



 No 631背面の端子部分

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