公開日 2026/09/04 06:40
ACアダプターに書かれた「謎の図形」の正体とは?
【連載】ガジェットTIPSリターンズ
ACアダプターの裏面を眺めていたところ、正方形の中に小ぶりな正方形が入った図形が。この「二重正方形」マークには、どのような意味があるのでしょう?
二重正方形マークは、電気機器の感電に対する保護分類においてクラスIIであることを意味します。クラスIIの電気機器は、アース線から電気を逃がすのではなく、絶縁構造により感電防止を実現します。電気が人の触れる部分へ届かないように作られているため、アース線を使う必要がないのです。
日本の家庭向け電気機器の多くは、接地極も接地線もない2Pプラグが使用されており、この保護分類においては「クラス0」に分類されます。
ほかにも、基礎絶縁(もっともベーシックな感電防止用の絶縁処理)が施されていてアース端子も用意されているが接地極がない2Pプラグを使用する「クラス0I」、基礎絶縁があり接地極付きの3Pプラグを使用する「クラスI」などがありますが、基礎絶縁にくわえて付加絶縁(追加の安全対策)を施しているクラスII機器は、日本の100Vコンセントにおいては安全性が高いといえるでしょう。
クラスII機器であることを示す二重正方形マークは、ACアダプターのほか電動工具、掃除機や扇風機、ドライヤーといった電気機器で見ることができます。
























