松坂桃李 × 菅田将暉 × 横浜流星 × 成田凌 × 杉野遥亮で描く、GReeeeNの誕生秘話
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2017年公開の『キセキ -あの日のソビト-』をご紹介します!
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『キセキ -あの日のソビト-』
(配信:U-NEXT)
発売元:ハピネット・メディアマーケティング/ハイスピードボーイズ
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会
4人組ボーカルグループ「GReeeeN(現:GRe4N BOYZ )」の誕生秘話を、松坂桃李と菅田将暉のW主演で映画化した青春ドラマ。厳格な父親に反対されながらもバンド活動を続ける兄・ジン(松坂桃李)と、歯科大合格を目指す弟・ヒデ(菅田将暉)。プロデビュー目前まで迫りながらもくすぶっていたジンは、歯科大合格を果たし仲間たちと音楽活動を始めたヒデの才能に可能性を感じ、夢を託すことにするのだが……。
GReeeeN結成に至るまでの過程と、ドラマ「ルーキーズ」の主題歌としても印象深い楽曲「キセキ」の誕生までを描く実話ベースの本作。GReeeeNの成り立ちを知るだけではなく、夢を追うことや好きなことを仕事にすることの難しさに険しさ、そして挑戦することの尊さや素晴らしさをも映し出していく。
ヒデは言う。「音楽もやりたいけど、歯科医師にもなる」と。時代が変わり、さまざまな働き方や生き方を選べるようになりつつある現代においては、その発言に然程違和感を抱かないかもしれない。が、兄弟たちの父親のように、2000年代においては頭ごなしに否定もされるだろうし、どちらか一つに集中すべきだと考える人もいるだろう。
そう、前例がないことや人とは異なる道を選ぶとき、必ず反対意見は生じるもの。周囲の意見に流されて考えを改めるのか、未開の道を自ら切り拓いていく勇気を振り絞るのか。
反対されながらも、迷いながらも、壁にぶつかりながらも、後者の道を歩んでいく若者たちの姿は、挑戦の灯を胸に宿す人にこそ大きな刺激を与えてくれることでしょう。
(C)2017「キセキ -あの日のソビト-」製作委員会
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
| ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 宝島社sweetでの連載をはじめ、WEB、雑誌、ラジオなどで、心から推すことのできる映画を紹介。そのほか、イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30 人のシネマコンシェルジュ」など、幅広く活動中。 |




























