PR 公開日 2025/01/10 06:00
常用できるコンパクトな実力派大口径広角、フォクトレンダー「NOKTON 28mm F1.5 Aspherical」レビュー
α7C系などコンパクトなカメラと相性抜群!
■普段使いにちょうどいい高い携帯性と優れた描写力
「NOKTON」の称号を味わうため夜も共に歩いたが、明るさの割にかさばるほどでなく、コンパクトにまとまっているため携帯性が高く普段使いにもちょうどいい。
マニュアルフォーカスのレンズというと、マウントアダプターを介したオールドレンズをイメージされる方も多く、制約や不便さと引き換えに楽しむものと思われがち。しかし本レンズは一見レトロだがマウント部には電子接点を搭載。
対応ボディと組み合わせれば撮影情報(EXIF)が記録されるほか、カメラボディ側の周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の電子補正や、5軸ボディ内手ブレ補正にも対応。さらにフォーカスリング操作によるファインダーの拡大表示など、純正レンズ同等の操作性を備えている。
描写も全般的に解像力が高く、惚れ惚れするほど。厳しい条件下で目を皿のようにして探せば、わずかな収差が顔を覗かせるが、少し絞れば気になることもなく、つい拡大して細部の描写やボケ味を見ながら目を細めてしまう。
また最短撮影距離も0.28mまで被写体に寄ることもでき、広角レンズながら背景ボケを活かした撮影も可能。1本で引きの画から寄りの画まで幅広い表現を楽しめる点も、本レンズの見逃せない魅力だろう。
扱いづらさを感じさせるほど極端な広角域でもなく、ボディも手頃なサイズに仕上がっているので、α7C系のようなコンパクトなカメラとの相性は抜群。本レンズ1本だけ取り付けて、のんびりと旅に出てみてはいかがだろう。
(提供:株式会社コシナ)







































