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公開日 2019/08/07 06:00

開放的な本格サウンドが楽しめる、インナーイヤー型の新星。Happy Plugs完全ワイヤレスイヤホン「AIR1」レビュー

洗練したデザインと高いフィット感も両立
草野晃輔
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完全ワイヤレスイヤホンの黎明期、彗星のごとく現れ市場を席巻したアップルのAirPods。本機の特徴の一つは「インナーイヤー型」であること。現在多くのメーカーが「カナル型」の完全ワイヤレスイヤホンを展開しているが、インナーイヤー型となるとほぼAirPods一択という状況だ。そこに新たなライバルとなるであろう新星が登場した。それが、今回紹介するHappy Plugsの「AIR1」だ(関連ニュース)。

Happy Plugs「AIR1」

Happy Plugs(ハッピープラグス)は、2011年にスウェーデンでアンドレアス・ヴュラル氏によって設立されたスマートフォンアクセサリー&オーディオブランド。当時のヘッドホンやイヤホンは実用重視、デザインは無骨でカラーは黒や白、グレーを基調としたモデルばかりで、ファッション性は二の次だった。その状況を知ってガールフレンドが疑問を投げかけたことがきっかけとなり、ヴュラル氏が一念発起してHappy Plugsを創立したという。

主にイヤホンを中心に今では世界70各国以上で展開しており、そのお洒落なデザインとカラーセンスから、ファッションに厳しい若者や女性を中心に支持を集めている。さらに見た目だけではなく、サウンドが良いことも魅力の一つだ。

お洒落なデザインと多彩なカラー展開など、高いファッション性とサウンドの実力を兼ね備えたブランド

今回紹介する「AIR1」は、そんなHappy Plugsから8月22日に登場する初の完全ワイヤレスイヤホンである。ここからはAIR1の使い勝手からサウンドに至るまで、その魅力をたっぷりと紹介したい。

「AIR1」は待望の“本格”インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン

AIR1は上述の通り、耳の穴の入り口にある耳介(耳殻)部分でホールドするインナーイヤー型を採用している。AirPodsと同じ装着方法、と言えばお分かりいただけるだろう。

耳の穴の入り口にある耳介(耳殻)部分でホールドするタイプ

市場にある完全ワイヤレスイヤホンの多くが採用しているカナル型は、耳の奥までノズルを差し込み、密閉性が高いため音漏れが少なく、細かい音の再現性に優れるメリットがある。しかし圧迫感や閉塞感があるため、「長時間の装着が苦手」という人は少なくない。

そんな人に最適なのが、AIR1も採用するインナーイヤー型だ。ハウジングを耳介に載せてホールドするので、圧迫感や閉塞感は極めて少ない。カナル型より音漏れしやすいというデメリットはあるが、周囲の音を聴き取れて、外で使う際に安全に気を配りたいというニーズにも向いている。

しかし、いざ購入しようと店頭を見ると、AirPods以外には他に選択肢がほぼ無いといっていい状況だった。そんな中、本格的な機能とサウンドを提供するHappy Plugsから登場したAIR1は、新たな選択肢となりうる待望のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンといえるだろう。

AIR1はイヤホン本体とコンパクトな充電ケースがセットとなっている。カラーは試聴したブラックに加えて、ホワイト、ゴールド、ピンクゴールドの4色をラインナップ。カラーバリエーションが豊富なため、好みはもちろんファッションに合わせて選べるのは大きな魅力だ。

左からピンクゴールド、ゴールド、ホワイト、ブラック

イヤホンはハウジングとスティック部で構成されている。手にしてまず感じたのがファッショナブルなデザイン性だ。ベースは光沢のある塗装を施し、スティック部の先端には斜めにマットなメタリック塗装を施した部分を組み合わせている。このコントラストがデザイン全体に落ち着きと安定感をもたらし、ラフなスタイルにもフォーマルな装いにもフィットしそうだ。

スティック部の先端は、マットなメタリック塗装が施される

ハウジングの耳の穴に沿うように差し込んだらしっかり安定。試しに近所をジョギングしながら使ってみたが、微動だにしなかった。片側の質量が3.75gという軽さも相まって、装着してしばらくすると、着けていることを忘れてしまうほどだ。ただ、耳の形状により安定しにくいと心配している人も多いだろう。そんな時は付属のラバースリーブ(いわゆるカバー)を使うと良い。サイズを一回り大きくできる上に滑りにくくなる。

ラバースリーブを1サイズ同梱

スリーブをつけると装着感も高まり、滑りにくくなるため落下も防止できる

次ページ素直で開放感ある本格サウンド

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