公開日 2015/12/28 10:00

アラウンドイヤー派? オンイヤー派? ボーズのワイヤレスヘッドホン、どちらを選ぶか激論

【特別企画】編集部ヘッドホン対談
記事構成:ファイル・ウェブ編集部
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■SoundLinkシリーズの音質

杉浦: 繰り返しになっちゃいますが、小澤さんが言った通り、それぞれ良い意味でオンイヤー型のSoundLink on-earはおおらか、一方でアラウンドイヤー型のSoundLink around-ear IIはもう少し乾いてる感じ。どちらも適正に音質補正をしてくれるアクティブ・イコライザー機能のおかげか、様々なジャンルの音楽を聴いててそれぞれに楽しめました。個人的には、気に入ったSoundLink around-ear IIで布袋さんとか聴いてたんですが、ビートがグイグイ来ててわりとJ-POP/ロックに合うなと。

小野: J-POPに合うというのはわかるかも。クラムボンとかShiggy Jr.を聴いてみたんですけど、ポップな曲によく合いましたよ。スタンダードなロック&ポップスと合いますよね。

伊藤: 私も聴いた曲はJ-POPが多かったかな? UNISON SQUARE GARDENやPARAMOREなどの曲を聴いたんですけど、低音にノれて楽しめました。あとゲームのサウンドトラックとかも合いましたよ。打ち込みの曲は相性が良さそう。

小澤: 僕はどちらかというと洋楽派ですけど、低域が沈むし、確かにダンスミュージックとか打ち込み系の曲は特に合うと思う。加えて、僕の好みだったSoundLink on-earは、やっぱり良い意味でのおおらかさがあって好み。この中低域のリッチな質感は、ロック好きやクラブミュージック好きにはたまらないっすね。

トーク中、ヘッドホンを選ぶそれぞれのこだわりを語る一同

■ワイヤレス仕様も低域の沈む音作りも、外で使いやすいヘッドホン

杉浦: あと、電車の中で移動中に軽く音楽を楽しむようなときにも合ってると思った。私は最近、通勤中にスマホでAmazon Prime Musicを聴くことが多くて。ガッツリ音を聴くというよりは、自分が10代の頃に流行ってたJ-POP/洋楽のプレイリストを流して「懐かしい〜」って遊ぶ感じなんですけど。“SoundLink”シリーズは低域のビート感があるので、周囲に雑音が多い環境でもそれなりに楽しめました。

小野: 僕も環境としては同じで、電車の中でスマホのLINE MUSICで聴いてて、とても楽しめました。仕様的にもBluetooth対応でワイヤレスだから、タッチノイズが無くてストレスフリーだし、外で使用しやすいと思ったな。音も機能も、電車などで使用しやすい製品ですね。

伊藤: Bluetoothヘッドホンって、特に厚着になる今の季節は外で使いやすくて良いですよね。ケーブルがジャケットのボタンやマフラーに引っかからないし。

小澤: そういうスマホの音楽配信サービスを楽しむといった、“イマドキ”の音楽リスニングスタイルに合っていると「使えるヘッドホンだな」ってなりますよね。“SoundLink”シリーズの場合は、その上でアラウンドイヤー型とオンイヤー型が用意されているから、好みで選べるのがありがたい。



というわけで、「アラウンド派かオンイヤー派か」という激論(?)を交わしてきました。4人それぞれのヘッドホンに対するこだわりはもちろん、SoundLink around-ear IIとSoundLink on-earで、結構音が違うという意見が出ました。みなさんはアラウンドかオンイヤーか、どちらを選びますか?

(記事構成:Phile-web編集部)

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