サウンドバーとワイヤレスSPでのマルチch構築も

<CES>ソニー、h.earシリーズ拡充。ワイヤレススピーカー「h.ear go」やBT+NCヘッドホン、BTイヤホンなど

編集部:風間雄介/小野佳希
2016年01月06日
ソニーは、2016 International CESにおいて、「h.ear」シリーズにポータブルのワイヤレススピーカー「h.ear go」を追加。ヘッドホン/イヤホンでも新製品「h.ear on Wireless NC」「h.ear in Wireless」を発表した。

h.earシリーズをさらに拡充する

ソニーブースに置かれたh.ear.goとhear in Wireless

これまでヘッドホン/イヤホンのみの展開だった「h.ear」シリーズに新たなカテゴリーの製品を追加する。カラフルな筐体デザインを採用したポータブルのBluetoothスピーカーもシリーズに加えた。LDAC対応でハイレゾ音源の再生が可能。EXTRA BASSやS-Master HX、DSEE HX、ClearAudio+などの技術により音質も高めているという。

h.earシリーズにBT/NCヘッドホンとワイヤレスイヤホン登場

これまで有線モデルのみだったh.earシリーズのヘッドホン/イヤホンにBluetooth対応モデルを追加。「h.ear on Wireless NC」と「h.ear in Wireless」として展開する。いずれも米国では今春発売予定。

「h.ear on Wireless NC」も5色展開だ

「h.ear on Wireless NC」は、モデル名の通りBluetoothによるワイヤレス接続とノイズキャンセリングに両対応したヘッドホン。40mmのHDドライバーを搭載し、40kHz以上まで再生が可能。またDSEE技術も搭載している。ボイスコイルは軽量のCCAWを採用した。

h.ear on Wireless NCのブラックモデル

電源ボタンやノイズキャンセルのオン/オフボタンなどを配置

なお、h.ear on Wireless NCのバッテリー持続時間は約20時間となる。

「h.ear in Wireless」はネックストラップ型のBluetoothイヤホン。LDAC対応でワイヤレスでも高音質を楽しめるとしている。また、NFCにも対応している。

h.ear in Wireless

首掛け部にバッテリーや操作部を配置した

ネックストラップの右側に、操作ボタンや充電用のmicroUSB端子を搭載している。また、モデル名として「MDR-EX750BT」と書かれているのも確認できた。ドライバーは9mm。「ビートレスポンスコントロール」機能なども備える。

ネック部でボリュームアップダウンや着信などの操作が可能

また、h.earシリーズ初のワイヤレススピーカーは「h.ear.go」として展開する。Wi-Fiにも対応しており、同社では「世界最小のワイヤレスポータブルスピーカー」と説明している。なおGoogleCastやSpotifyにも対応。LDACにももちろん対応し、DSEE HXも搭載する。

h.ear go

h.ear go

h.ear.goはハイレゾ対応の35mm径フルレンジスピーカーを搭載し、ソニー独自のDSPも内蔵する。また、今夏にはアップデートでマルチルーム再生などに対応する。バッテリー持続時間は約12時間。

h.ear go(後列)は5色展開となる


「EXTRA BASS」で低音重視の最新楽曲に対応

加えて、EXTRA BASS(XB)シリーズのラインアップも拡充。新たに「MDR-XB650BT」、ワイヤレススピーカー「SRS-XB3」「SRS-XB2」、ハイパワーオーディオ「GTK-XB7」を出展した。

EXTRA BASSシリーズが勢揃い

MDR-XB650BTは、手に持って装着してみると非常に軽量。30mm径とドライバーはそれほど大きくないが、ベースブースターを搭載しており、ディープでパンチの効いた音を実現するとしている。バッテリーの持続時間が長いことも特徴で、約30時間以上の動作が可能。

「MDR-XB650BT」

「MDR-XB950BT」も展示されていた

SRS-XB2とSRS-XB3も、ともにEXTRA BASS機能により低音再生を強化。SRS-XB2は12時間以上、SRS-XB3は24時間以上のバッテリー持続時間を実現している。両モデルともにIPX5相当の防水機能も備えている。

SRS-XB2

SRS-XB3

同社はプレスカンファレンスのプレゼンテーションの中で、最近のヒットチャートを賑わす楽曲が、以前より低域のピークがさらに低くなっていると説明。こういった潮流にあわせ、ハイレゾとは別のアプローチとしてEXTRA BASSを展開する。同社は「まるでクラブやフェスにいるような重低音の迫力を様々な場所やシーンでご体感いただける」と説明している。

プレゼンで紹介された図。80〜90年代のサウンドより、現代のサウンドはベースピークがさらに低域にシフトしているという

ホームシアターやAVアンプとワイヤレスSPを接続してマルチch構築

さらに、ソニー製サウンドバーとワイヤレススピーカーを組み合わせてマルチチャンネル環境を構築できる機能についても、ブース内で紹介。アップデートで2016年夏に提供することを発表した。

ワイヤレスマルチルームを超えたソリューションを提案

ワイヤレススピーカーをサウンドバーのリアスピーカーとして使うことなどが可能になる

こちらの対象モデルは、サウンドバーの「HT-NT5」「HT-CT790」「HT-XT2」、AVアンプ「STR-DN1070」、ワイヤレススピーカー「h.ear go」「SRS-ZR7」「SRS-ZR5」となる。

この機能により、たとえばサウンドバー「HT-NT5」のリアスピーカーに、ワイヤレススピーカー「SRS-Z5」を使用する、といった使い方が可能となる。

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