公開日 2015/05/22 10:00

【レビュー】OFCを採用したオーディオテクニカの高音質USBケーブルを検証

“アートリンク”シリーズから新発売
オーディオテクニカから、“アートリンク”シリーズの高音質USBケーブル3モデルが発売となった。導体には音質に定評のあるOFCを採用。ハネナイトとハイブラーを組み合わせ、不要振動を抑える「ハイブリッドインシュレーションシステム」を内蔵するほか、銅テープシールドとOFC編組シールドでノイズを低減したこだわり仕様だ。

ラインナップの内訳は、スマートフォンやポータブルヘッドホンアンプをPCと接続する際の使用を想定した「AT-EUS1000mr」(USB Type A to USB MicroBタイプ)、Android OS搭載スマホ/タブレットなどとポータブルヘッドホンアンプの接続等での使用を想定した「AT-EUS1000otg」(USB microB to microBタイプ)、Android OS搭載スマホ/タブレットなどをUSB typeAケーブル経由で他機器に接続する際に使用する「AT-EUS1000hc」(USB microB to typeA変換アダプター)だ。

左から「AT-EUS1000mr」、「AT-EUS1000otg」、「AT-EUS1000hc」

まずは「AT-EUS1000mr」(USB Type A - USB MicroB端子)の音質検証を行った。

AT-EUS1000mr

リファレンスに使ったのは、オーディオテクニカのポータブルヘッドホンアンプ「ATH-PHA100」とイヤホン「ATH-CKR10」。ATH-PHA100とPCの接続に用いるケーブルを、ATH-PHA100の付属品と「AT-EUS1000hc」で差し替えて、ハイレゾ音源で音質比較を試みた。なお試聴に使った再生ソフトはfoobar2000。

AT-EUS1000mrを使ってPCをソースに試聴。

ポタアン付属のUSB-microBケーブルとの音質比較を行った

SHANTIのジャズナンバー『BORN TO SING』では、音質重視の線材らしい音質差が現れた。AT-EUS1000hcだと、中高域の表現力に優れ、ボーカルやアコースティックギターのアタック音をシャープに出すようになり、高域のシンバルの響きも鮮明さを増す。音空間の奥行きと空間のスケール感もより広く表現し、特に音場表現の明瞭さを特長とする。低音は量よりむしろタイトに引き締め音情報を引き出すタイプで、DaftPunkの『Randome Access Memories』でも低音の制止と付帯音を抑えておりリズムの刻みも正確だ。

宇多田ヒカルの『Automatic』では冒頭部の高域がよりクリアに伸び、よりピュアな信号伝送をしている事が分かる。なお、iPhone 6とアップル純正の「Lightning - USBカメラアダプタ」を経由して接続し、HF Playerのアプリで再生することで、ハイレゾ音源として接続・伝送できる事も確認できた。

AT-EUS1000otg

続いてOTGケーブル「AT-EUS1000otg」(USB MicroB端子 to USB MicroB端子)で、Xperia Z3 CompactとATH-PHA100の接続を検証した。つなぐだけで外付けのUSBヘッドホンアンプとして認識。スマホの「ミュージック」アプリからハイレゾ音源の再生・出力ができる。厚みあるパワフルで安定感あるサウンドは好印象だ。


AT-EUS1000hc
最後に、同じくUSB OTG接続のケーブルで、USB Type AとmicroB端子の変換アダプター「AT-EUS1000hc」だ。既にPCをソースに、USB-typeB端子を備えた据え置き型USB-DACを使ってハイレゾを楽しんでいる方は多いのでは? 「AT-EUS1000hc」を使えば、そのシステムを活かしてハイレゾ対応スマホをソースにすることもできる。スマホにAT-EUS1000hcを接続し、USB-typeA to typeBケーブルで据え置き型DACと接続するかたちだ。

定評あるOFC導線を採用し、モバイルユーザーに使いやすい短いケーブルもラインナップする”アートリンク”シリーズの新3モデル。音質面で信頼できる定番ケーブルの誕生だ。

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