ガジェット 公開日 2026/09/03 15:41

ダイソンが電動歯ブラシに参入。磨きながらウォーターフロスできる「CameraJet」発表

本体にカメラを搭載、口腔内の映像も見れます
Gadget Gate
編集部:平山洸太
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ダイソンは、オーラルケア領域への参入を発表。新製品となる電動歯ブラシ「Dyson CameraJet」を9月1日に発売する。カラーはセラミックピンク、セラミックウルトラブルーの2色。公式ストアにおける販売価格は79,800円(税込)。

ウォーターフロッサー(口腔洗浄器)の機能を搭載し、ブラッシングをしながら歯間を洗浄できるというモデル。充電ドックには、本体タンクへの給水機能も備わっている。なお、水だけでなくマウスウォッシュを使うことも可能だ。開発には6年かかったという。

ブラシヘッドには、歯に合わせた独自設計の「デュアルブリスルブラシヘッド」を採用。2種類のブラシ毛を採用しており、内側には歯の表面の着色汚れを除去するやや硬めのブラシ、外側には歯茎の境目をやさしく磨く柔らかいブラシを配置している。

さらにブラシヘッドには防振ダンパーを搭載し、使用時の静音性と快適性を追求。RFIDを内蔵しているため、使用回数を記録することで、交換時期をユーザーに知らせることができる。

音波振動には、ブラッシング中に振動角度を変化させる独自技術を採用。ブラシが届きにくい場所においても、ブラシの毛が失速することなく、常に動き続けられることを目指した。振動回数は1秒間に約1,000回。

ブラシの下にはウォーターフロスの噴射口が設けられている。円すい状の「コニカルジェット」を採用することで、粘着性のある歯垢の除去性能を追求。従来のウォーターフロッサーで用いられる針状のジェット水流よりも広範囲の歯垢を効率的に除去でき、圧力が低いことから歯茎やエナメル質への負担も抑えているという。

タンクの容量は12.5mlで、圧力チャンバーを備えたアンチグラビティタンクを採用。シリコンが膨らむことでタンク内への空気混入を抑えることで、本体の向きに関係なく安定したジェット水流を噴射できるそうだ。80回の噴射が行えるため、32本すべての歯の間に噴射できるとのこと。ポンプには、少量の液体でも力強く噴射できるダイヤフラムポンプを採用する。

ジェット水流を歯と歯の隙間に的確に噴射するため、本体には10万ピクセルのマクロレンズカメラを内蔵。カメラが歯と歯の隙間を捉えてから0.1秒以内に、その箇所へジェット水流を噴射するという。257Hzで作動する光とカメラストロボを利用し、ブラシヘッドの動きとは異なるタイミングであっても歯間を捉えられるとのこと。

余談だが、Wi-Fi経由(2.4GHz)でスマートフォンアプリ「MyDyson」に接続することで、ブラッシング中に口腔内のライブ映像を確認できるそうだ。また、取得した画像や映像は保存せず、清掃が終わったら本体やアプリから削除する。

歯の隙間の認識には、独自の機械学習アルゴリズム「Gap Optical Targeting テクノロジー」を使用しており、これによって毎秒28枚の画像をリアルタイム解析できる。なお、このアルゴリズムは1,600万行のコードによって制御され、学習には47万枚以上の歯の画像を用いたとしている。

外形寸法は273×44×44mm、ブラシを含む質量は230g。3つのブラッシングモード(センシティブ、デイリークリーン、ディープクリーン)に対応する。バッテリーの充電時間は約8時間で、1度の充電で10日分の運転が行える。ウォーターフロスの手動操作も可能。

日本での発売は未定だが、独自の歯磨き粉とマウスウォッシュも開発。歯磨き粉は性能を最大限発揮させるため、一般的な発泡剤(SLS/ラウリル硫酸ナトリウム)を配合していない非発泡タイプとなっている。マウスウォッシュは、低発泡で優しい使い勝手とのこと。

都内で発表会が開催され、シンガポールの本社からHead of Design Engineeringのスティーブン・オン氏が来日。「歯ブラシやウォーターフロスは1960年代からほとんど進化していない」と前置き、「ダイソンならではのシステムを開発し、オーラルケアを刷新」すると語った。

データによると、日本では毎日フロスをしている人は21%しかおらず、28%の人は全く使用していないとのこと。良好な口腔ヘルスのためには歯ブラシに加えてフロスも使う必要があるが、やらない人が多いと話す。

また、「歯周病などの口腔疾患が他の病気に繋がっていることがわかっている」とオン氏。しかし、世界で35億人以上が口腔疾患を抱えていることをWHOも発表している。

そういった問題をダイソンが解決するとのこと。「口腔ケアをより効果的でより革新的で便利で、心地よいものにしていく」とオン氏は宣言した。

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