ガジェット 公開日 2026/05/12 14:15

ソニー“着るエアコン”が第6世代。さらに強冷却の小型軽量モデル「REON POCKET 6」発表

PROから継承したDUALサーモモジュール採用
Gadget Gate
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーサーモテクノロジーは、ウェアラブルサーモデバイスキット「REON POCKET 6」を5月12日に発売する。価格はオープンだが、本体のみで25,300円、外部センサー「REON POCKET TAG 2」とのセットが27,500円(どちらも税込)の実売が予想される。

首元に装着して体表面を直接冷やしたり温めたりできる “着るエアコン” のシリーズ第6世代モデル。小型のDUALサーモモジュールを新たに開発して搭載することで、冷温部の温度を従来比最大マイナス2度にしたとしている。

従来の「REON POCKET 5」は、基本機能をシンプルに備えたモデルとして引き続き販売する。また、一日中パワフルな冷却が特徴のフラグシップモデル「REON POCKET PRO Plus」(4月21日発売の新モデル)を上位機種として用意し、全3機種のラインナップで展開していく。

大きな特徴となるDUALサーモモジュールは、上位のREON POCKET PRO Plusに搭載している仕組みを小型化して搭載するかたち。2つのサーモモジュールを強弱をつけながら交互に冷やすことで、継続して冷たさを感じられるように意図している。

なお、このサーモモジュールには、ベイパーチャンバーをREON POCKET PRO Plusと同様に搭載する。サーモモジュールの熱をベイパーチャンバーで拡散し、放熱フィンとファンを組み合わせて放熱するようになっている。

冷却面の温度は同社のテストにおいて、室温35度の環境かつ安静状態で10分経過後の場合で、21.2度の体表面温度を実現。同条件でREON POCKET 5は23.3度であり、最大マイナス2度の能力向上だとする。ちなみにREON POCKET PRO Plusでは、さらに低い19.7度を実現している。

ネックバンドには、新たな「アダプティブ・ホールドデザイン」を採用し、28〜46cmの首周りに対応。バンド内部のメカニカルフレキシブルチューブの径を大きくすることで柔軟性が向上し、首元へのしなやかな追従を実現したという。先端部には、柔らかいシリコン製のバンドサポーターも備える。

また、熱を逃がすためのエアフローパーツが改良。伸縮と排気口部分の角度調整が可能になったことで、服やスタイルによって調節できる。本体カラーはライトグレーとすることで、白い服でも透けにくいように。滑らかなデザインによって、装着時の目立ちにくさにも配慮している。

これまではスマートフォンからのアプリ操作を前提としていたが、新モデルでは操作ボタンから、すべての基本的なコントロールが行える。これは、従来の「REON POCKET PRO」や「REON POCKET PRO Plus」と同様の仕様となる。

安全性にも配慮しており、本体に複数のセンサーを搭載することで過熱によるトラブルを防いでいる。付属USBケーブルにも温度センサーを搭載し、ACアダプターによるトラブルにも対処できるようにしているそうだ。また、本体は防塵防滴に配慮した設計も行っている。

バッテリー持続時間(COOLレベル4の場合)は5.5時間。なお、大容量バッテリーをアピールするREON POCKET PRO Plusは10時間、REON POCKET 5は冷却面温度が6より高いこともあり7.5時間となっている。

本機の充電時間(80%まで)は約60分で、REON POCKET 5の約90分から短縮させている。大容量のREON POCKET PRO Plusは約120分。

発表会で同社代表取締役社長の伊藤健二氏は、REON POCKETユーザーのアンケート結果から、51%のユーザーが通勤時に使っていることを紹介。利用時間では、全体の70%が3時間未満であり、50%が75分以下だという。1回の利用は平均30分だそうだ。

また、東京では年間猛暑日日数が2025年に過去最多の29日を記録している。加速する暑さに対してさらなる冷却温度を提供するため、通勤にフィットする小型・軽量かつ強冷却のモデルを開発したとしている。

暑くなる都市圏のニーズは日本だけにとどまらず、REON POCKETは25年度で20か国に展開している。ソニーストアのダイレクトオンラインを中心に展開しており、特に韓国・香港、フランス・ドイツが好調に推移しているそうだ。2026年はアメリカとニュージーランドへの展開も予定している。

さらに日本では、ブランド初となるテレビCMを関東エリアで6月22日から予定。電車広告(山手線、横須賀線・総武線快速)も同日より開始する。日本では現在、REON POCKETの認知度は10.9%だというが、認知者の約半数(44&)が購入しているデータもあり、広告展開によって認知を拡大していく狙いだ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」は『らしさ』全開の実力機!同社初イヤーカフ型イヤホンを徹底レビュー
2 カレー店でレコード鑑賞会を開催。オーディオの敷居の高さを取り払う<販売店の声・売れ筋ランキング6月>
3 女子ゴルフ世界メジャー大会「全英女子オープン」、7/30から4日間の放送・配信予定
4 Shokz、装着快適性がアップしたオープンイヤー型ヘッドセット「OpenMeet2」。送受信機付属のUCモデルも
5 TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力
6 KEF、Uni-Qドライバー搭載のアクティブスピーカー「LS LUXE」。優美なデザインと高い音響性能を両立
7 「Anker Store 御殿場」が御殿場プレミアム・アウトレットに8/28オープン
8 ファーウェイ、イヤーカフ型イヤホン「FreeClip 2 S」。充電ケースを刷新
9 BQEYZ、専用アプリ対応の直挿しUSB-DAC「C30」。オペアンプ搭載
10 最新オーディオケーブル情報を網羅した『ケーブル大全2026』、7/30発売。実践ノウハウを厳選してご紹介
7/31 11:06 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 201号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.201
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix