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【ポタフェス】ブリスオーディオの最新アナログポータブルアンプ「WATASTUMI」/DUNU×かじかじコラボのイヤホン「ITO」を国内初展示
e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオイベント「ポタフェス 2025夏 秋葉原」が、本日7月12日(土)、明日13日(日)の2日間にわたり、東京・ベルサール秋葉原にて開催。イヤホン/ヘッドホンや関連製品を取り扱う約140以上のブランドが集結し、新製品や開発中の参考出展品などを披露している。本稿では、ブリスオーディオ、サウンドアース、マザーオーディオ、KORG、onsoのブースを紹介する。
ポータブルアンプ「WATASTUMI」をはじめ、新開発リケーブル/ラインケーブルを用意
ブリスオーディオブースでは、2025年4月に発表されたアナログポータブルアンプ「WATATSUMI」を中心としたブースを展開する。
WATSUMIは、同社初のポータブルアンプ「TSURANAGI」の設計思想を継承しつつ、ポータブルオーディオシステム「FUGAKU」の回路技術を惜しみなく導入されたモデルだという。バランスの入力/出力に対応し、基板と端子の間には過去最大の導体量の純銀線を採用。実機は2モデル用意されており、複数の来場者が試聴できるようになっていた。
BriseWorksブランド初の量産リケーブルである「MIKAGE」も展示。音質に定評があるブリスオーディオの高機能高純度銅導体を採用しており、入力側の端子は4.4mmバランス(L字)、出力側の端子にMMCX/2pinの2種類を用意している。
2025年7月発売のポータブルオーディオ用ラインケーブル「OROCHI-MINI Ultimate」もデモ機が並んでおり、来場者の手持ちのシステムにつないでの試聴が可能となっていた。本モデルは、新開発の純銅線材を使用しており、併せて端子部も新たに開発された構造にすることで、さらにS/Nを向上させているという。
Kinera Imperialのハイブリッド型「NOTT PHANTOM」や国内初展示かじかじさんコラボ「ITO」も
サウンドアースのブースでは、DUNU/QoA/Melody Wings/AFUL/Kinera Imperial/UCOTECHブランドが展示を行なっている。その中から今回のイベントで初展示となるアイテムを中心に紹介していこう。
KineraのハイエンドラインとなるKinera Imperialからは、ハイブリッド型イヤホン「NOTT PHANTOM」が登場。ダイナミック型ドライバーが1基、BA型ドライバーを4基使用したモデルであり、パープルカラーを基調としたハウジングとケーブルが印象的だ。
同社のハイブリッド型イヤホン「NORN」の構成をベースとした後継機種という位置付けで、各ドライバーの仕様からケーブルの導体まで刷新されているとのこと。NORNでは低域が強いサウンドだったのに対して、NOTT PHANTOMではニュートラルなサウンドにチューニングされているという。
一方、韓国発のブランドであるUCOTECHはダイナミック型イヤホン「RE-3 Pro」を出品。10mmデュアルマグネット・ダイナミック型ドライバーを搭載しており、アルマイト処理を施したフルメタルアルミニウムキャビネットが特徴だという。
Melody Wingsは、アニソンシンガーとして活躍するELISAさんがアンバサダーとなっているハイブリッド型イヤホン「Venus」を展示。ダイナミック型ドライバーが1基、BA型ドライバーが3基の構造となっており、バーチ材を用いたフェイスプレートも特徴的だ。
DUNUブラントからは国内初展示となるハイブリッド型イヤホン「ITO」が新登場。オーディオ専門メディア「カジュログ」を運営されているかじかじさんとの初のコラボモデルであり、約1年ほどかけて共同チューニングを行ってきたという。読み方は「絃(いと)」としており、詳細は改めて発表するとのこと。


完全ワイヤレスイヤホン「MET1」の新色ホワイトを展示
プロ用スピーカーメーカーとして、その開発で培ってきた高音質技術をイヤホンにも活用して提供しているMotherAudioは、ハイレゾワイヤレスのLDACの音声コーデックに対応する完全ワイヤレスイヤホン「MET1」を中心に展示。
今回、MET1にホワイトモデルが新たに追加され、大々的に展開されていた。担当者に話をうかがうと、ケースやハウジングの触り心地もこだわっているとのこと。特にブラックのケースの表面の加工は凹凸があるため指に引っ掛かり取りやすく、トゲトゲしていない滑らかな触り心地を実現しているとのこと。
KORG、onsoも、注目・話題のアイテムを展示



































