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DITA、新開発「Twin-Baffleドライバー」搭載のイヤホン「PRELUDE」
finalは、同社取り扱いブランドDITAから、新開発の「Twin-Baffle(ツインバッフル)ドライバー」を搭載したインイヤーモニター(IEM)タイプのイヤホン「PRELUDE(プレリュード)」を、7月25日(金)より発売する。直販価格は29,800円(税込)。本日7月11日より予約受付を開始する。
同ブランドが長年培ってきたサウンドへのこだわりと、その実現を支えるテクノロジーの結晶を、より多くの音楽ファンに届けたいという情熱を背景に開発したというモデル。
搭載するTwin-Baffileドライバーは、ブランド独自のTruthドライバー技術に、次世代フラグシップモデルとして開発中の「VENTURA(ベンチュラ)」の先進設計思想を取り入れたという10mmダイナミックドライバー。
強力な駆動力を生み出すデュアルマグネットとともに、緻密な中音域制御を可能とする「デュアルバッフル機構」を搭載することで、リニアかつ力強いレスポンスを実現。鋭いアタック、極めてナチュラルな減衰、そして驚くほど明瞭なボーカルと目の前に展開する圧倒的なサウンドステージを再現し、あらゆる音が “そこにある” かのようなリアリティを感じられると謳っている。
筐体は、耐食性に優れるA6061アルミニウム合金を5軸CNC加工で精密に削り出したもので、3つのパーツをサンドイッチ構造で接合することで軽量さと剛性を両立。美しい響きや音の広がりを的確にコントロールし、ドライバー本来の性能を最大限に引き出すとする。フェイスプレートには、ベートーヴェンやショパンが旋律に彩りを与えるために使用した装飾音「Gruppetto(グルペット)」に由来する音楽記号のロゴが刻まれる。
0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは極細のOFC導体を撚り合わせた4芯ツイスト構造で、信号ロスを最小限にしつつ音楽の微細なニュアンスを引き出し、PRELUDE本体のポテンシャルを存分に発揮させるという。プラグ形状は3.5mmステレオミニで、ケーブル長は約1.2m。
加えて、PCM 384kHz/32bitまで対応するドングル型USB-DAC/アンプ「ANTE」を同梱。USB Type-Cに直接接続し、極めて低いノイズフロアによってクリーンでエネルギッシュなサウンドが楽しめるとしている。
イヤーピースとして、柔らかな極薄シリコン傘と圧迫感のないショート軸設計の「final TYPE E完全ワイヤレス専用仕様」4サイズ(S/M/L/LL)と、ハードシリコンと耳深く挿入する設計の「フロスト・イヤーチップ」3サイズの2種類を同梱。前者は耳穴に吸い付くようなフィッティングと抜けの良いサウンド、後者は高い密閉感と力強い低音が特徴とのことで、ユーザーの好みに応じて選択できる。
再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω±15%(@1kHz)、感度は108dB/mW(@1kHz)。上述のDAC/アンプ、イヤーピースのほか、セミハード仕様のジッパーケースが付属する。































