HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
JMGO、3色レーザー搭載の新フラグシップ・4Kプロジェクター「N1S Ultimate 4K」
日本ビジネス開発は、JMGOブランドから、4Kプロジェクター「N1S Ultimate 4K」「N1S 4K」、ならびにフルHDプロジェクター「N1S Nano」を3月4日に発売。3月4日正午から4月9日 23時59分まで先行予約を実施している。また、先行予約限定価格として通常価格の20%オフで販売。価格は全てオープンだが、各モデルの市場想定価格および先行予約価格(全て税込)は下記の通り。製品の発送は4月初旬より順次を予定。
・「N1S Ultimate 4K」:397,980円(予約価格:318,384円)
・「N1S 4K」:194,480円(予約価格:155,584円)
・「N1S Nano」:92,180円(予約価格:73,744円)
・スクリーンセット「N1S Ultimate 4K」+VIVIDSTORM「レーザー専用スクリーン」
:605,000円(予約価格:484,000円)
・スクリーンセット「N1S Ultimate 4K」+Bloomsbury Lab「Liberty Wide」
:720,280円(予約価格:576,224円)
・スクリーン単体Bloomsbury Lab「Liberty Wide」:396,000円(予約価格:316,800円)
N1S Ultimate 4Kは、同社の上位モデル「N1S Ultra 4K」を超える新たなフラグシップモデルとして登場。光源に日亜化学工業製の3色(RGB)レーザーモジュール「QuaLas RGB」を搭載。自社開発の光学エンジン「MALC 2.0」によって、驚異的な明るさを実現するとともに、映像の均一性やスペックルノイズといった、さまざまな画質改善を図ったとアピールする。
本モデルはN1S Ultra 4Kの2200ルーメン(ISO)から、3300ルーメン(ISO)へと明るさを向上させたことが大きなトピック。同一の光学設計を引き継ぎながらも、モジュールレーザーの効率をアップグレードさせている。明るさ/色/コントラストをバランスよく調整することで、明るさと色再現性を両立するという。投写方式はDLP、デバイスは0.47型DMDを採用。
自社開発の「MALCエンジン」には、ナノレベルの金型技術として「Microstructure」を導入。400区分の複眼層を4枚重ね、約45,000エリアに分けられたアダプターにレーザー光源の光を通すことで、明るさと色の均一性を高いレベルで実現している。
独自開発の高速振動板「JMGO LSR(Laser Speckle Reducers)」を搭載しており、回転方向で振動拡散を行う一般的なリデューサー(拡散板)とは異なり、上下左右に不規則かつ高速で振動させる駆動とすることで、97%以上のノイズ除去を可能としている。また、長期間の耐久テストを経て安定性も確保した。
コントラスト比は1600:1、HDRフォーマットはHDR10に対応し、色域はBT2020を110%カバーするほか、放熱/冷却性能も高めている。
映像モードは「標準」「ビビッド」「映画」「オフィス」「ユーザー設定」に、邦画を自然な色合いで表現する「ソフト」が新たに加わった6モードを備える。動きの速い映像で効果を発揮する「低遅延モード」も採用しており、ゲーミングコンテンツとの親和性も向上している。3Dモードも装備。
本体内部に10Wスピーカー×2基を搭載しており、Bluetoothスピーカーとしても使用できる。スピーカーはモジュールの選定、設計からチューニングまで同ブランドのグローバル開発チームが手掛け、プロレベルの音質を実現したという「JMGO Master Sound HiFi」を採用。Dolby Audio/DTS HDに対応。
天井への投写も容易なジンバル一体型の本体デザインを引き続き採用。自動台形補正(垂直水平±45°)、オートフォーカス、自動スクリーンフィット、自動障害物回避、壁色自動適応、明るさ自動調整、視力保護機能といった、設置性を高める機能も、N1S Ultra 4Kから継承している。
映像が途切れることなくリアルタイムに補正を行うシームレス補正も引き継いでおり、リアルタイムによる自動台形補正の速度は45%、オートフォーカスの速度は54%、従来モデルよりも向上している。推奨投写サイズは、100 - 150型。
OSはGoogle TVを搭載しており、プロジェクター1台で多数のVODサービスが楽しめるようになっている。Googleアシスタントによる音声操作や、Googleキャストによるミラーリング機能にも対応する。
主な入出力端子は、HDMI 2.1×2基(うち1基はeARC対応)、USB Type-A入力×1基、ステレオミニ出力×1基を装備。外形寸法は241W×203H×236Dmm、質量は約4.5kg。
解像度は4K、輝度は1100ルーメン(ISO)、コントラスト比は1600:1。HDR10に対応し、色域はBT2020を110%カバーする。「ソフト」モードを新採用した6つの映像モード、3Dモード、低遅延モードにも対応。スピーカーは5W×2基を搭載、Dolby Audio/DTS HDをサポートする。
機能面では映像が途切れないリアルタイム台形補正(垂直水平±45°)、ならびにオートフォーカスを備え、それぞれの速度アップにも対応。ほかデジタルズーム(縮小のみ)、視力保護、専用アプリを用いることでスクリーン補正機能も使用可能。推奨投写サイズは80 – 100型。N1S 4KもGoogle TVを内蔵している。
主な入出力端子はHDMI×1基(eARC対応)×1基、USB Type-A入力×1基、ステレオミニ出力×1基を装備。外形寸法は187W×165H×191Dmm、質量は約2.2kg。
N1S Nanoは、インテリアに馴染むコンパクトなデザインと高性能を実現したエントリークラスのフルHDモデル。投写方式はDLP、デバイスは0.23型DMD、光源はLEDを採用する。
明るさは460ルーメン(ISO)、コントラスト比は400:1、色域はREC.709を127%カバーするほか、HDR10に対応。サウンド面ではスピーカーは5W×2基を搭載、Dolby Audioをサポートする。
映像モードは、先述の6つの映像モードに、「アウトドア(省エネ)」モードが加わった計7モードに対応する。「アウトドア(省エネ)」モードでは、ファン速度を30%に低減し、音量も15%カットすることで消費電力を少なくしている。
本モデルは新たにUSB Type-Cからの給電に対応。モバイルバッテリーを用いて野外などで使用できる仕様が導入されており、外部バッテリー使用の際は「アウトドア(省エネ)」モードの使用を推奨している。PD 3.0 65W超高速充電をサポート。
設置機能はN1S 4Kと同等で、リアルタイム台形補正(垂直水平±45°)、ならびにオートフォーカス、デジタルズーム(縮小のみ)、視力保護のほか、専用アプリでスクリーン補正機能に対応。推奨投写サイズも80 – 100型となる。
ほかN1S Nanoには、画面の色調を暖色系に切り替えてブルーライトから目を保護する「ブルーライト低減モード」、YouTube Kidsのプロフィールにアクセスするとブルーライト低減モードが自動的に有効になる自動アクティベーションなど、子ども向けの機能も採用した。
主な入出力端子はHDMI×1基(eARC対応)×1基、USB Type-A入力×1基、ステレオミニ出力×1基を装備。外形寸法は187W×165H×191Dmm、質量は約1.8kg。
N1S Ultimate 4KはBloomsbury Lab「Liberty Wide」もしくはVIVIDSTORM「レーザー専用スクリーン」がセットになるスクリーンセット2種をラインナップ。
Liberty Wideは2.1chアクティブスピーカーを内蔵したパネルスクリーン。上からの光の反射を抑え、正面からの投写光を再現することで美しい映像描写を可能にする特殊加工を施し、昼間の明るい環境下でも壁掛けテレビのような視聴体験を実現するという。Liberty Wideのみ396,000円(予約価格:316,800円)で単体販売も行う。
VIVIDSTORMレーザー専用スクリーンは、特殊設計により照明の光のみを除去できる同ブランドの高級モデル。床置き設置のポップアップスクリーンで、使わない際はボックスに収納できるため、壁に穴をあけずに省スペースを実現できるとした。
また、3月4日正午から4月9日23時59分までの期間中は、先行予約価格が適用されるほか、N1S Ultimate 4K/スクリーンセット各種には「Ultimate専用スタンド」、N1S 4K/N1S Nanoには「L字型HDMIアダプター」が付属する。
ほか4月から、自然故障に対する無償修理を何度でも受けられる「クロネコ延長保証サービス」を開始。契約年数に関わらず、保証金額の減額なく購入金額までの修理対応、または代替品を提供する。既存のJMGOユーザー向けに、新商品の延長保証をプレゼントする「JMGO Family Campaign」も開催中とのこと。






























