公開日 2015/05/14 09:00

Astell&Kern最上位機「AK380」登場。“プロモデルへ進化”、オプションで拡張も

ヘッドホン祭で試聴可能
編集部:風間雄介
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(株)アユートは、Astell&Kern(アステルアンドケルン)ブランドより、ハイレゾポータブルオーディオプレーヤー最上位機「AK380」を発売する。ボディカラーはメテオリックチタン。

「AK380」を正面から見たところ

右側面には操作用のダイヤルが見える

左側面。画面は4型で解像度は480×800ドット

現時点では日本国内の発売日や価格は未定で、決定し次第案内するとしている。ただし価格については、本機が最上位機という位置づけであることから、約38万円の「AK240 SS」を超える値付けになるのではないかと予想される。

本機のコンセプトは「プロフェッショナルモデルへの進化」。プロの使用環境におけるニーズにも応えるべく、さらなる音質のブラッシュアップと新機能の追加を行ったという。

内蔵メモリーは256GBで、拡張スロットとしてmicroSDカードスロットを1スロット装備。最大128GBのmicroSDカードに対応する。

旭化成エレクトロニクス「AKM AK4490」をデュアル構成で搭載し、PCMは最高384kHz/32ビット、DSDは最高5.6MHzのネイティブ再生が行える。

またジッターの抑制にも力を入れ、VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)などの搭載により、0.2psという低ジッターを実現した。

入力端子はUSB microB。出力端子は3.5mmのアンバランス/光デジタル兼用端子の他、2.5mm/4極のバランス出力端子も装備している。

本体下部にはUSB microB端子のほかにも見慣れない端子を備えている

さらに機能面では、各種専用オプションの発売を予定しているとのこと。詳細は明らかにされていないが、オフィシャル写真を見ると、本体と合体する機器も用意されるようだ。

別売りの専用オプションの発売も予定

本体と一体化するオプションも用意されるようだ

またDLNA機能も強化する。今後配信する予定のアプリ「AK Connect App」により、スマホ・タブレットから本機のリモートコントロールが行える。本機を据え置き型プレーヤーとして設置し、ホームオーディオを楽しむことができる。またAK380はNAS/PC 内音源のストリーミング再生にも対応しているとのことだ。

Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)に対応。Bluetoothはバージョン4.0で、プロファイルはA2DP/AVRCP。

機能面では、20バンドのパラメトリックEQを搭載。また対応ファイル形式はWAV/FLAC/MP3/WMA/OGG/APE/AAC/ALAC/AIFF/DFF/DSFとなる。

画面サイズは4型で、静電容量型のタッチパネルを搭載。解像度は480×800ドット。

バッテリーはリチウムポリマーで、容量は3,400mAh/3.7V。また対応OSはWindows 8/8.1(32bit/64bit)、7(32bit/64bit)、XP、Mac OS X 10.7 以上となる。

外形寸法は約79.8W×約112.4H×約17.5Dmm、質量は約218g。

本体背面にはAK240などと同じカーボンファイバープレートが使われているものと思われる

細かな仕様は発表会で詳細が明らかになるかもしれない

■ヘッドホン祭で発表会を実施、試聴も可能

なおアユートでは、春のヘッドホン祭2015において、AK380の一般来場者向け発表会を開催する。日時は5月16日(土)12:30〜13:30で、場所は中野サンプラザ 6Fチャペル。

そのほかAK380とAK Jrは、中野サンプラザ15F 8番のAstell&Kernブースで試聴機を用意する。ただし試聴には整理券が必要で、16日試聴分は当日11時から、17日試聴分は当日10時30分から、いずれもAstell&Kernブースで配布する。詳細はこちら

【問い合わせ先】
アイリバーサポートセンター
TEL/0570-002-220

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