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公開日 2014/10/25 20:58
【ヘッドホン祭】ファイナルオーディオ、MIM成形のステンレスイヤホン／EMEはiOS＆Android直挿しイヤホン参考出展
ファイナルオーディオ／フォステクス／EME／ヤマハ／サウンドアース／WAGNUS／DITA AUDIO
ファイル・ウェブ編集部
ヘッドホン／イヤホン関連のメーカーが集うイベント「秋のヘッドフォン祭2014」が中野サンプラザで開幕した。会期は明日10月26日まで。本稿では13階にブースを構えるメーカーが発表していた新イヤホンについてお伝えしよう。
■final audio design
final audio designは、12月上旬発売の新BAイヤホン「heaven VII」「heaven VIII」を出展していた。前者は税抜6万円前後、後者は税抜7万円前後となる見込み。
「heaven VII」はシルバーとつや消しブラックの2色
「heaven VIII」はゴールドカラー。削り出しでは実現できない複雑なデザインだどちらも筐体にはステンレスを採用。こちらは粉末のステンレスを金型で成形後、1,200度以上にもなる高音の炉で焼結するMIM（Metal Injection Molding）技術で作られている。これにより自由な形状のハウジングを設計可能。外観だけでなく、音質面でもメリットがあるという。
「heaven VII」は広いサウンドステージとバランスの良い音調が特徴。「heaven VIII」は豊かな低音再生と、美しい高音チューニングが特徴。両モデルのBAドライバーは共通で、内部の吸音材などのチューニングが異なるという。
モバイル端末でアンケートに答えると、発売に先駆けて「heaven VII」「heaven VIII」が貰えるキャンペーンも行われている
■フォステクス
フォステクスは、BAドライバーを搭載した新イヤホン「TE-07BA」をを参考出展していた。11月末の発売を予定しており、価格は3万円弱になる見込み。
TE-07BA
筐体のデザインは、既発売のダイナミック型モデル「TE-05」とほぼ共通。
アルミ削り出し筐体にBAドライバーを搭載。「ドライバーは自社製ではないが当社の技術者が徹底してチューニングしており、しっかりとフォスター電機の音になっている」とのことだ。ケーブルは着脱式で、導体は6N銅を使用している。音量を上げても音つぶれがなく、クリアで粒立ち良いサウンドが特徴だという。
ケーブルは着脱式
そのほか平面駆動ヘッドホン「TH500RP」や磁束密度“1.5テスラ”の「TH900」などを聴くことができる
■EME audio
EME audioは、iOS端末と、Android端末に直結して使えるイヤホンを参考出展していた。
iOS端末用はLightningコネクタを、Android端末用はmini USB端子を用意。リモコン部分にDACとヘッドホンアンプが内蔵されており、各端末に直挿しして使用できるのが特徴。発売時期や価格はいずれも未定。
Lightningコネクタ搭載のiOS端末用モデル
こちらはAndroid端末用モデル
そのほか、コンパクトなヘッドホンアンプも参考出展されていた。参考出展されていたモデルは96kHz/24bitまで対応で電源は接続端末から供給する仕様だったが。最終版では192kHz/24bit対応になる見込み。またその場合、電源部は別に用意する可能性があるとのことだ。
コンパクトなヘッドホンアンプも参考出展
■ヤマハ
ヤマハは、“EPH-52”シリーズなど発表したばかりの新イヤホンを出展していた。
ヤマハは新イヤホンを中心に展示を行っていた
マット塗装のハイグレードモデル“EPH-52”シリーズ、光沢塗装のコンフォートモデル“EPH-32”シリーズ、素材色のカジュアルモデル“EPH-22”シリーズ、イヤカフ付属のスポーツモデル“EPH-S01”シリーズを用意。4シリーズとも、ケーブル部にヤマハ独自の“2Wayイヤサポーター”を採用し装着性を高めたことが特徴で、耳掛け式／ノーマル式と2種類の装着スタイルが選べる（各製品の詳細はこちら）。
独自の“2Wayイヤサポーター”を採用し装着性を高めたことが特徴
そのほか、βチタニウム音導管を搭載する「EPH-M200」（関連ニュース）なども出展されていた。
βチタニウム音導管を搭載する「EPH-M200」なども出展
■サウンドアース
サウンドアースは、台湾DUNU-TOPSOUNDの新イヤホン「ALPHA 1」「TITAN 1」「DN-2000J」を参考出展していた。
「ALPHA 1」は11月初頭発売予定で、価格は未定だが3万円台後半となる見込み。特徴的なのはその形状で、カナル型ではなく耳にはめるようなインイヤー式。BAドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成となる。
「ALPHA 1」
「ALPHA 1」を装着したところ
「TITAN 1」も11月初頭発売予定で、価格は未定だが3万円台となる見込み。こちらはチタンダイヤフラムを採用したダイナミックドライバー1基構成となる。
「TITAN 1」
「DN-2000J」は既に発売中の「DN-2000」を継承しつつ、ハウジングを小型軽量化したもの。末尾のJは「JAPAN」のJで、日本市場向けに設計したモデルだという。BAドライバー2基と、新設計のダイナミック型ドライバーのハイブリッド構成。40kHz以上の帯域まで再生可能な“ハイレゾ対応”モデルとのこと。ノズル部にはイヤチップ脱落防止用の溝が用意されている。
「DN-2000J」
■WAGNUS
WAGNUSは、NOBEL AUDIOのカスタムIEMなどを展示している。10ドライバー搭載の「KAISER10」は、片耳につき低域/中高域/高域/超高域各2基ずつ、合計10基の“precision tuned”ドライバーを搭載。4ウェイデザインで、インピーダンスは35Ωとなる。日本向けにミッドナイトブルー・スパークル特別色を用意。現在、初回限定プライスとして179,800円（税込）で販売されている。
「KAISER10」などNOBEL AUDIOのカスタムIEMを展示していた
■DITA AUDIO
シンガポールのブランドDita Audioは、ハウジングに航空宇宙グレードのアルミを採用したイヤホン「Answer」と、オランダvan den Hul（ヴァン・デン・ハル）のカスタムメイドケーブルを採用したイヤホン「Answer Truth Edition」を出展。AK240とバランス接続するための2.5mm 4極端子ケーブルを備えたAnswer Truth Editionも参考出展していた。
AK240とバランス接続するための2.5mm 4極端子ケーブルを備えたAnswer Truth Editionも参考出展していた
2.5mm 4極端子ケーブルを搭載
■final audio design
final audio designは、12月上旬発売の新BAイヤホン「heaven VII」「heaven VIII」を出展していた。前者は税抜6万円前後、後者は税抜7万円前後となる見込み。
「heaven VII」はシルバーとつや消しブラックの2色
「heaven VIII」はゴールドカラー。削り出しでは実現できない複雑なデザインだ
「heaven VII」は広いサウンドステージとバランスの良い音調が特徴。「heaven VIII」は豊かな低音再生と、美しい高音チューニングが特徴。両モデルのBAドライバーは共通で、内部の吸音材などのチューニングが異なるという。
モバイル端末でアンケートに答えると、発売に先駆けて「heaven VII」「heaven VIII」が貰えるキャンペーンも行われている
■フォステクス
フォステクスは、BAドライバーを搭載した新イヤホン「TE-07BA」をを参考出展していた。11月末の発売を予定しており、価格は3万円弱になる見込み。
TE-07BA
筐体のデザインは、既発売のダイナミック型モデル「TE-05」とほぼ共通。
アルミ削り出し筐体にBAドライバーを搭載。「ドライバーは自社製ではないが当社の技術者が徹底してチューニングしており、しっかりとフォスター電機の音になっている」とのことだ。ケーブルは着脱式で、導体は6N銅を使用している。音量を上げても音つぶれがなく、クリアで粒立ち良いサウンドが特徴だという。
ケーブルは着脱式
そのほか平面駆動ヘッドホン「TH500RP」や磁束密度“1.5テスラ”の「TH900」などを聴くことができる
■EME audio
EME audioは、iOS端末と、Android端末に直結して使えるイヤホンを参考出展していた。
iOS端末用はLightningコネクタを、Android端末用はmini USB端子を用意。リモコン部分にDACとヘッドホンアンプが内蔵されており、各端末に直挿しして使用できるのが特徴。発売時期や価格はいずれも未定。
Lightningコネクタ搭載のiOS端末用モデル
こちらはAndroid端末用モデル
そのほか、コンパクトなヘッドホンアンプも参考出展されていた。参考出展されていたモデルは96kHz/24bitまで対応で電源は接続端末から供給する仕様だったが。最終版では192kHz/24bit対応になる見込み。またその場合、電源部は別に用意する可能性があるとのことだ。
コンパクトなヘッドホンアンプも参考出展
■ヤマハ
ヤマハは、“EPH-52”シリーズなど発表したばかりの新イヤホンを出展していた。
ヤマハは新イヤホンを中心に展示を行っていた
マット塗装のハイグレードモデル“EPH-52”シリーズ、光沢塗装のコンフォートモデル“EPH-32”シリーズ、素材色のカジュアルモデル“EPH-22”シリーズ、イヤカフ付属のスポーツモデル“EPH-S01”シリーズを用意。4シリーズとも、ケーブル部にヤマハ独自の“2Wayイヤサポーター”を採用し装着性を高めたことが特徴で、耳掛け式／ノーマル式と2種類の装着スタイルが選べる（各製品の詳細はこちら）。
独自の“2Wayイヤサポーター”を採用し装着性を高めたことが特徴
そのほか、βチタニウム音導管を搭載する「EPH-M200」（関連ニュース）なども出展されていた。
βチタニウム音導管を搭載する「EPH-M200」なども出展
■サウンドアース
サウンドアースは、台湾DUNU-TOPSOUNDの新イヤホン「ALPHA 1」「TITAN 1」「DN-2000J」を参考出展していた。
「ALPHA 1」は11月初頭発売予定で、価格は未定だが3万円台後半となる見込み。特徴的なのはその形状で、カナル型ではなく耳にはめるようなインイヤー式。BAドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成となる。
「ALPHA 1」
「ALPHA 1」を装着したところ
「TITAN 1」も11月初頭発売予定で、価格は未定だが3万円台となる見込み。こちらはチタンダイヤフラムを採用したダイナミックドライバー1基構成となる。
「TITAN 1」
「DN-2000J」は既に発売中の「DN-2000」を継承しつつ、ハウジングを小型軽量化したもの。末尾のJは「JAPAN」のJで、日本市場向けに設計したモデルだという。BAドライバー2基と、新設計のダイナミック型ドライバーのハイブリッド構成。40kHz以上の帯域まで再生可能な“ハイレゾ対応”モデルとのこと。ノズル部にはイヤチップ脱落防止用の溝が用意されている。
「DN-2000J」
■WAGNUS
WAGNUSは、NOBEL AUDIOのカスタムIEMなどを展示している。10ドライバー搭載の「KAISER10」は、片耳につき低域/中高域/高域/超高域各2基ずつ、合計10基の“precision tuned”ドライバーを搭載。4ウェイデザインで、インピーダンスは35Ωとなる。日本向けにミッドナイトブルー・スパークル特別色を用意。現在、初回限定プライスとして179,800円（税込）で販売されている。
「KAISER10」などNOBEL AUDIOのカスタムIEMを展示していた
■DITA AUDIO
シンガポールのブランドDita Audioは、ハウジングに航空宇宙グレードのアルミを採用したイヤホン「Answer」と、オランダvan den Hul（ヴァン・デン・ハル）のカスタムメイドケーブルを採用したイヤホン「Answer Truth Edition」を出展。AK240とバランス接続するための2.5mm 4極端子ケーブルを備えたAnswer Truth Editionも参考出展していた。
AK240とバランス接続するための2.5mm 4極端子ケーブルを備えたAnswer Truth Editionも参考出展していた
2.5mm 4極端子ケーブルを搭載
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