パイオニア、DSD再生対応入門AVアンプ「VSA-1123」など2機種 − 操作アプリ「iControlAV」も進化

■直感的な操作や接続サポートソフトが進化
「iControlAV2013」は新UI採用＆「プッシュプレーヤー」機能新搭載

接続設定＆取説アプリケーション「AVナビゲーター」が2013バージョンに進化。Windowsに加え、Macでも使用可能になった。またこれまでWindows PC版でしか対応していなかった「取説連動」「操作ガイド」などもiPad/Macで利用できるようになった。

直感的な操作感に定評のあるアプリも「iControlAV2013」に進化。1台のAVアンプに対して4つのiOS/Android端末で同時接続ができるようになった。ホーム画面で各機能を選ぶ際や、別のメニューに遷移する際、フリックで選択／移動ができるようになった。これはユーザーがいつも使っているスマートフォンと似た使い勝手を目指したのだという。

また、iOS/Android端末内の音楽を、AVアンプ経由でワイヤレス再生できる「プッシュプレーヤー」機能を新たに搭載。iOS端末ではAirPlayを、Android端末ではDLNAに沿った独自規格にて実現している。「プッシュプレーヤー」メニューを選び、好きな曲を選択してプレイリストを作成し、再生することができる。

そのほか、入力信号と実際に駆動している再生情報をチェックできる「3Dステータスビュア」メニューを追加。再生中のスピーカー構成や入出力機器構成、アップ／ダウンサンプリングの有無を確かめることができる。また、再生中のボリューム数表示にも新たに対応。さらに使い勝手を追究した。

なお「iControlAV2013」は本日4月24日よりiTunes StoreおよびGoogle Playにて無料でDL可能。「デモモード」によりいち早く操作感を確かめることができる。


■エコ性能が進化 − 消費電力低減のための詳細設定が可能

また、エコ性能も進化。リアルタイム分析によってピークボリュームを抑制し、コンテンツ再生時の消費電力を抑える「インテリジェントECOモード」を用意する。こちらは音楽素材など平均レベルの高いコンテンツ向けの「Eco Mode1」と、映画素材などダイナミックレンジの広いコンテンツ向けの「Eco Mode2」を選択可能だ。

さらに、ネットワークスタンバイ時／HDMIコントロールスタンバイ時に待機電力を下げる設計も施されている。いずれのモードも本体フロントボタン／リモコンの専用ボタン／操作アプリからON/OFFの設定を簡単に行うことができる。