公開日 2010/06/03 17:38

パナソニック、185gと軽量で手ブレも強化したフルHDムービー「HDC-TM35」を発売

新開発ハイブリッド手ブレ補正機能搭載
ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックは、フルHD動画が撮影できるデジタルビデオカメラ「HDC-TM35」を7月1日に発売する。これまでの手ブレ補正機能をバージョンアップした「ハイブリッド手ブレ補正機能」も採用している。


HDC-TM35
本機は昨年6月に発売された「HDC-TM30」の後継機種(関連ニュース)。価格はオープンだが、75,000円前後での販売が予想される。カラーバリエーションはピュアホワイトとモードバイオレット、クラシックゴールド、シャイニーグレーの4色。

本体には332万画素の1/4.1型MOSセンサーを単板で搭載する「1MOSセンサー」システムを採用。本体内蔵の32GBメモリー、およびSDXC/SDHC/SDメモリーカードにAVCHD方式でフルHDハイビジョン映像が記録できる。ファミリー層だけでなく、女性ユーザーの使いやすさ考慮した185gの軽量設計と、凸凹の少ないラウンドフォルムによる持ちやすさを実現している。別売のアクセサリーとなるコンパクトポーチ「VW-SC1」も合わせて発売される。


カラーバリエーション
従来の手ブレ補正機能を向上させたのも本機の特徴だ。これまでジャイロセンサーを用いて、主に手首の縦横2軸のブレを検出していたが、これに加えて腕の上下左右2軸のブレを映像センサーから検出することで、4軸方向での手ブレ補正を初めて実現した。補正は光学式に加えて電子式でも行う「ハイブリッド手ブレ補正」で、歩き撮りだけでなく、ズーム時の手ブレも抑えて撮影が楽しめる。さらに手ブレを強力に抑えられる手ブレロック機能も搭載する。

本体に映像エンジン「HDクリスタルエンジン・プロ」を搭載したことにより、輪郭やディティール、変化の少ない部分を特定して、それぞれの画像に応じた最適な処理を行う「超解像技術」を実現。これまで光学ズームからデジタルズームに切り替わる際に劣化していた映像の画質を、超解像技術を働かせることで23倍まで高画質を保てる「iAズーム」機能も搭載している。レンズの画角は35.8mm(35mm判換算)の広角撮影が行える。

音声の収録時には「風音キャンセラー」も搭載。撮影中に風がマイク部に能った際に発生するノイズを効果的に抑えられる。その他、撮影時に便利な機能には特定の人物の顔を登録して、キレイに撮影できる「個人認識機能」や被写体の顔や色を追尾する「追っかけフォーカス」、5つのシーンに合わせてキレイに撮れる「おまかせiA」、「笑顔オートシャッター機能」、「1秒瞬速起動&0.6秒クイックスタート」などを盛り込んでいる。

本機で撮影した動画は、薄型テレビ“VIERA”のSDカードスロットに入れるだけで手軽に再生して楽しめるほか、レコーダー“DIGA”ではSDカードスロットからのフルHD動画のダイレクト再生やダビングが行える。

【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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製品スペックを見る
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番HDC-TM35
  • 発売日2010年7月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●記録メディア:32GB 内蔵メモリー、SDメモリーカード(512MB/1GB/2G)、SDHCメモリーカード(4GB〜32GB) ●映像圧縮方式:MPEG-4 AVC/H.264 ●音声方式:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/6型MOS 固体撮像素子 総画素147 ●ズーム:光学16倍/デジタル40倍/スーパーデジタル160倍 ●液晶モニター:2.7型ワイド液晶モニター(約30万画素) ●外形寸法:47.5W×63H×114.5Dmm(突起部含む) ●質量:本体約227g、撮影時質量約278g
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