公開日 2009/10/06 21:35

シャープ、「LED AQUOS」の実力をアピール − 60V型フルHD 3Dシステムも展示

CEATEC JAPAN 2009レポート
Phile-web編集部
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LED AQUOSを前面に押し出したシャープブース
シャープのブースはエコを実践。ブース内の照明はすべてLEDを使っており、消費電力を従来比で6割以上低減しているという。

ブース内の照明はすべてLED

展示内容は多岐にわたるが、AV関連で大きなトピックとなるのは、60V型と大画面のフルHD 3Dシステムを参考出展したこと。アクティブシャッター方式のメガネを装着する方式で、ディスプレイ部はUV2A液晶とLEDバックライトが用いられている。画質については、ディスプレイとメガネの同期性能を高め、クロストークフリーとした点が特徴。また臨場感を高めるため、新規に3D用の画像処理エンジンを開発したという。

60V型のフルHD 3Dテレビ

アクティブシャッター式のメガネを採用

先日発表されたばかりの「LED AQUOS」(関連ニュース)も大々的にアピール。60/52/46/40V型のラインナップが一堂に会し、その画質の高さや機能の豊富さを訴求していた。白色LEDの実物を見ることができるほか、LED AQUOSにも搭載されたパネルの新技術「UV2A」についてもくわしく紹介するパネルが置かれている。

LED AQUOSの60V型モデル

BD内蔵AQUOS DX2ラインもアピール

また、10月より稼働した大阪府堺市の新製造拠点“シャープグリーンフロント 堺”(関連ニュース)についても展示を行っており、2,880×3,130mmの、巨大な第10世代マザーガラスも置かれている。

UV2Aパネルの優位性についても積極的にアピール

LED AQUOSは音質を高めた点も特徴の一つ。中でも、46V型以上のモデルに搭載されたサブウーファー「Duo Bass」は、その強力なドライブ能力もさることながら、ウーファー2基を対向配置したことで振動を低減させている。展示ではウーファーの上に水の入ったコップが置かれ、通常のウーファーと比較することで、その低振動ぶりを目で確認することができる。

DuO Bassと従来のウーファーを比較

さらに機能面では、「AQUOSファミリンクII」を大々的に紹介。対応機器とHDMIで接続し、リモコンの「ファミリンク」ボタンを押すと、画面端に操作用のパネル「ファミリンクパネル」が表示されるというもので、ブースではAQUOSシリーズのシアターラックやBDレコーダーとの組み合わせで、この機能を実際に体感することが可能となっている。

「AQUOSファミリンクII」を実演デモ

BDレコーダーについても、10月24日に発売される新機種「BD-HDW50/45/43」3機種(関連ニュース)を展示。AVC記録モードでの2番組同時録画に対応したことや、デジタル放送を対応の携帯電話に640×360/30pの高画質で転送できる「高画質 番組持ち歩き」機能などのデモを行っている。

BD-HDW50

BDレコーダー新機種では、ドコモ/ソフトバンクの一部機種にデジタル放送を高画質で転送できる

そのほか、5V型タッチパネル液晶を搭載したモバイルPC“NetWalker”「PC-Z1」(関連ニュース)もブースの各所に展示。発売されたばかりの製品ということもあり、その操作性やポータビリティーを多くの来場者が実際に試していた。

“NetWalker”「PC-Z1」

携帯電話も展示。写真は太陽光で充電できるモデル


消費電力が低い特殊な液晶ディスプレイを備えたモデルも展示

デジカメ並みの写真が撮影できるという「AQUOS SHOT」

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