公開日 2004/10/06 13:33

≪折原一也のCEATECレポート≫広がるハイビジョンレコーダーの選択肢〜ソニーVAIO type Xも登場

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●会場ではハイビジョン放送をハードディスクに録画するレコーダーの展示もいくつか見られた。

ソニーのブースでは、「VAIO Type X」の展示が興味深い。
 
VAIO Type Xは、新次元のテレビ視聴を実現するとされているビデオサーバー機能を持ったVAIOシリーズのパソコンだ。標準1TBものハードディスクを搭載し、アナログ6chを同時に録画できる「タイムマシン機能」など注目すべき機能の多いモデルだが、さらにオプションの「VAIO ディジタルTVユニット」(VGP-DTU1)を組み合わせることで、デジタル放送をハイビジョン画質で録画できるようになる。

VAIO type X(左)とVAIO ディジタルTVユニット(右)。ベースとなるのは、あくまでも地上アナログ録画だ

地上アナログ放送のタイムマシン機能。番組表風画面で再生管理を行うこともできる

「VAIO ディジタルTVユニット」は、VAIO type XをはじめとするVAIOシリーズの一部に対応したオプションだ。あくまでもVAIO周辺機器として発売されているが、その動作は単体の地上・BS・110度デジタル放送チューナーに近い。単体で電源を使用して動作し、直接テレビと接続して番組の視聴や録画予約を行える。VAIO type Xに接続する際には、i.Linkケーブルを使用する。

使用する際の操作は、デジタル放送はVAIO type Xからの予約には対応しておらずディジタルTVユニットを操作して行う。アナログ放送はVAIO type Xからの予約のため、デジタル放送とアナログ放送で使い分けることになる。なお、録画した番組の視聴はデジタル放送・アナログ方法の種別に関わらずVAIO type Xのインターフェースから行う。

忘れてはならないのが、本製品のベースとなるVAIO type XはWindowsXP搭載パソコンであるということで、録画したハイビジョンの番組の再生はパソコンで行うこととなる。このときデコードはディジタルTVユニットを通して行うため、通常ではパソコン画面に表示できないが、パソコンのDVI出力をディジタルTVユニットのDVI入力、そしてディジタルTVユニットの出力から液晶ディスプレイに接続することで、合成表示により事実上のウィンドウ表示も行える。なお、コピーワンス番組をiLinkで接続したブルーレイなどにムーブすることは現時点ではできないが、対応も検討しているという。

VAIO type Xで録画したデジタル放送をパソコン上で疑似ウィンドウ表示をした状態

日立のブースでは、8月に発表されているデジタル放送チューナー搭載DVDレコーダーシリーズ、WOOOの各モデルが展示されていた。展示機は実際に操作できる状態となっており、各種デジタル放送のEPGを使った録画予約などの操作を試すことができた。デジタル放送チューナー搭載のDVDレコーダーとしてはシャープに次いで2社目となり、発売が待たれる。

日立のデジタル放送チューナー搭載DVDレコーダー、DV-DH400T

EPGを使った録画予約の画面。ADAMSを搭載したWOOOシリーズのものとは違ったデザインとなっている

パイオニアのブースでは、先日発表された最新DVDレコーダーのラインナップが展示されていた。詳細は発表時の記事に譲るが、上位モデルに当たるDVR-720HとDVR-920Hはデジタル放送チューナーこそ搭載していないものの、同社のプラズマテレビなどと接続することによりハイビジョン放送をハードディスクに録画できる。なお、DVDに保存したい場合にはアナログで接続してSD画質で録画することとなる。

発表間もないDVR-920H。今回の展示では単体での使用のみとなっていた

このほか、シャープのブースでは以前から発売されているDV-HRDシリーズも展示されていた。また、日立のプラズマテレビブースでは、同社プラズマのチューナーユニットとなるAVCステーション各モデルも置かれている。

地上デジタル放送をはじめとするハイビジョン放送の拡大により、ハイビジョンビデオレコーダーの選択肢も増えつつあるようだ。

(折原一也)

ceatec2004report

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