公開日 2003/08/26 18:56

エプソン、新ホームプロジェクター「dreamio(ドリーミオ)」発表会詳報〜内田事業部長

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●26日、セイコーエプソン株式会社は、東京・サンケイプラザにて記者会見を行い、新ブランド「dreamio(ドリーミオ)」を冠したホームシアタープロジェクター「EMP-TW10」をエプソン販売株式会社より発売することを発表した。記者会見の模様を詳報する。

出席者は、以下のとおり。
内田健治氏 セイコーエプソン(株) 取締役 映像機器事業部長
永嶋伸一氏 セイコーエプソン(株) 映像機器事業部 副事業部長
鈴木正幸氏 セイコーエプソン(株) LCP企画開発設計部長
真道昌良氏 エプソン販売(株) 取締役社長
清水久司氏 エプソン販売(株) 取締役 マーケティング本部長


投射型ディスプレイは大画面でありながら低価格を実現できる

まず、内田健治・セイコーエプソン(株)取締役 映像機器事業部長より、ホームプロジェクターの市場について概要説明が行われた。全世界のプロジェクターの販売台数は昨年度データ用で170万台、ホーム用は25万台〜30万台だった。そして2003年度はデータ210万台、ホーム50万台になり、今後も年30〜40%の間で成長していくと予測する。そして今年もデータプロジェクターでは、エプソンが世界シェアナンバーワンになる。

ホームプロジェクターの市場環境は、まずDVDの普及、そして高解像度のデジタル放送開始、またオーディオのデジタル化で、全世界でホームシアター市場は拡大していこうとしている。家庭内における大画面ディスプレイのセグメントとしては、直視タイプのいわゆるテレビと、投射タイプは並存して伸びていくと考える。直視タイプはプラズマ、液晶、CRTがあるが、サイズは60インチまで。また画面サイズに比例して価格も高くなっていく。対して、エプソンが提案する投射タイプのプロジェクターは、大画面を実現しながらリーズナブルな価格を実現できる。

直視タイプディスプレイは日常であるが、投射タイプは非日常のエンターテインメントである。週末などに友人や家族を集めての特別な場合に使用するといった市場ではないかと考えている。そういう意味で直視タイプのテレビと、投射タイプのプロジェクターは並存していくのではないだろうか。

Dreamio(ドリーミオ)は、映画館の感動を身近なプライベート空間で体感させていく商品

これまでのプロジェクターの中心的市場は「画質が最優先」「好みの色に」「細かい画質調整」といったものだった。しかし今後、提案するのは「手頃な価格」「簡単な操作」「ワンタッチで最適画質」といったものも求めていく。ホームプロジェクターの市場予測では(手軽な)ホームエンターテインメントと(本格的な)ホームシアターとは別々に伸びていくと考えている。今回TW10は前者である。

これまでのエプソンはパソコンを中心として、ビジネス分野に力を入れてきたが、今後はホームエンターテインメントにも同じように力を入れていく。ホームプロジェクター商品に「Dreamio(ドリーミオ)」という名前をつけたのは、Dream(夢)とmio(イタリア語で私の/私のもの)との造語で、私の夢という意味をこめて、映画館の感動を身近なプライベート空間で体感させていく商品になる。

EMP-TW10がDreamioのシリーズ第一弾となる。ホームシアター市場の拡大のために、まい進していきたい。

(取材:AV REVIEW編集部)

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