<TIAS>歴史的名機・VITAVOX「C-191」をハイレゾで聴く/豪Dohmann Audio、ターンテーブル「Helix One Mk3」初披露
国内最大級のオーディオショウ「2026東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」が、10月23日(金)から3日間、東京国際フォーラムで開催される。本記事では、ガラス棟6階でブースを展開する今井商事(ブース番号G608)、アイレックス(G609)、太陽インターナショナル(G610)の模様をお届けする。
今井商事(G608)
今井商事ブースでは、英VITAVOXブランドで1940年代後半に誕生した、ホーンスピーカーの名機「C-191」が登場している。
米Klipsch(クリプシュ)のホーンを原型とした折り曲げ型コーナー・ホーンを搭載した、通称クリプッシュホーン・リプロデューサーと呼ばれるヴィンテージスピーカー。このような歴史的名機の試聴ができるのもTIASの醍醐味だ。ブースでは、アナログ再生に加えハイレゾストリーミング再生のデモも行われる。
岡山県でショップ「オーディオ・マエストロ」を営む是枝重治氏による解説付きデモンストレーションを行う特別講演も実施。同氏はC-191について「アナログよりハイレゾに向いている」と評価している。
ブーススタッフは「アナログからハイレゾまで進化したオーディオの歴史と、時代を経ても変わらない名機の魅力を実感できる展示にしたい」と意気込みを語った。
アイレックス(G609)
アイレックスブースでは、同社が今年10月から取り扱いを開始した、豪Dohmann Audio(ドールマン・オーディオ)のターンテーブル「Helix One Mk3」を初披露。
電子顕微鏡で使用される免震機構「Negative Stiffness Mechanism Vibration Isolation(NSM)」や、1秒間に13万回のセンシングで回転速度調整を行う超高精度回転制御機構といった、最先端技術を応用した内部設計が特徴。
ブーススタッフの話で興味深かったのは、来場者の中にJAXAの関係者いたときのエピソードだ。彼にHelix One Mk3の説明をしたところ、「確かに、実際の航空工学、ロケット工学にも使われてる技術だ」と驚いていたという。
再生するスピーカーには、Alare「Remiga2」とALBEDO「ACHEMA」という、イタリア製ハイエンド・スピーカーを用意。ALBEDOのACHEMAについては、オーディオ評論家 傅信幸氏による解説付きデモも開催している。
ACHEMAは、内部に音の通り道を設けるテーパードトランスミッションラインの採用によってサイズを超えた低域再生を可能にしたモデルだが、これについて傅氏は「同様の設計を試みて失敗した製品は数多いが、本機は成功した好例」と太鼓判を推していた。
太陽インターナショナル(G610)
太陽インターナショナルブースでは、スイス・Nagraのモノラルパワーアンプ「REFERENCE AMP」が初公開。イベントセクションには本機の発表会も組み込まれており、今回のTIASが正式発表・披露の場となった。
フラグシップモデル「HD-AMP」をベースとした設計を採用しつつ、電源部は25%大型化したモデル。スピーカーにはAvalon Acoustics 「ISIS Signature」を組み合わせ、主にハイレゾストリーミング再生によるデモを体験できる。
そのほか、dCSのフラグシップ・デジタル再生システム「Varese Music System」も用意されている。今回のTIASではオーディオ評論家の土方久明氏、もしくは山之内正氏による解説とともに試聴体験することができる。なお、このセクションはブースで案内される整理券が必要となる。






















