Burmester、旗艦モノ・パワーアンプの技術を継承した新世代機「259」。ステレオ/モノの2仕様を選択可能
ノアは、同社が取り扱うドイツ・Burmester(ブルメスター)より、パワーアンプ「259」を9月4日(金)に発売する。価格はステレオ仕様が17,600,000円(税込)、モノラル仕様が35,200,000円(2台・税込)。

本機は、フラグシップ・モノラル・パワーアンプ「159」の開発で培われた思想と技術を継承し、45年以上にわたる同社の技術と職人技を結集したというモデル。
フルバランス構成を基盤とし、強力な出力段と高いダンピングファクターを両立させた新たなリファレンス・パワーアンプとして紹介されている。
出力段には片チャンネルあたり12パラレル・プッシュプル構成、合計48個のバイポーラ・パワートランジスタを採用したA/B級アンプを搭載。大出力時にも優れた安定性を維持し、大型スピーカーを余裕をもって駆動するという。定格出力はステレオ仕様時が465W+465W(4Ω)、モノラル仕様時が950W(4Ω)となる。
出力段における接触抵抗を徹底的に低減するため、1チャンネルあたり4基のデュアル・リレーを採用。接点由来の歪みを専用回路で補正し、5,000以上の高ダンピングファクターを実現した。
また、出力段とスピーカーターミナルの接続には大型の無酸素銅製バスバーを使用し、左右出力段間のグランド基準を高精度で安定化させている。
さらにはんだ付けに代わる接続手法として、熱を用いず機械的な圧力のみで金属同士を密着させる「プレスフィット・テクノロジー」を採用することで、従来を下回る極めて低い接触抵抗を実現したという。
冷却機構には、冷却ファンなどの可動部品を使用しない100%パッシブ冷却システムを採用。出力段の基板を無酸素銅製プレート上に直接マウントし、自然対流を最適化した内部構造とシャーシ底面の通気口によって筐体全体で効率的に放熱を行う。
電源部には、最大150%の過負荷耐性を備えた931VAのカスタムメイド・トロイダル・トランスと、大型の銅製チョークコイルを搭載。トランス全体を金属製カバーで完全にシールドして磁気ノイズを低減するとともに、出力段へ供給される電圧を安定させている。
注文時には、ステレオ仕様またはモノラル仕様の選択が可能。基本回路は共通だが、モノラル仕様ではグランド配線を最適化することで、外部XLRモノラル・アダプターを使用した場合と比較して約3.6dB低い歪みを実現する。いずれの仕様もゲインは34dBに統一されている。
外観は「159」の意匠を踏襲しつつ、フット部の高さを抑えたバウハウス思想に基づくフラットなデザインを採用。ハウジングおよび周囲のヒートシンクは、ホワイトアルマイト処理を施したアルミニウムで構成されている。

主なオーディオ仕様は、周波数特性が0.1Hz〜400kHz(-3dB)、S/N比が125dB以上(20Hz〜20kHz)、全高調波歪率が0.0006%以下(1kHz/50W/4Ω)。外形寸法は450W×450H×450Dmm(突起部含まず)、質量は83kg。

























