レコードプレーヤーが好調持続。デノン「DP-3000NE」が圧倒的存在感<販売店の声・売れ筋ランキング11月>
売れ筋データをご提供いただいている各店舗のご協力のもと、毎月お届けしている「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データとともに寄せられた、最前線からの熱い声をご紹介する。
■東京インターナショナルオーディオショウ効果を実感
「東京インターナショナルオーディオショウ2025」の効果が着々と出てきていと強く感じています。ヤマハの高音質なネットワークレシーバー「R-N2000A」を筆頭に実績が上がっている商品が数多く見受けられます。デノンからは、来年1月に値上げになるプリメインアンプ「PMA-2500NE」。また、兄弟分のネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」、11chサラウンドアンプ「AVC-X6800H」など、ネットワークやホームシアターに関連した商品への関心も高まっています。<オノデン>
■演奏する側の視点と修理の実演。全国初となる2つの新イベントを開催
全国初となる2つの新しいイベントを開催いたしました。ひとつ目は「バンドマンのためのオーディオ試聴セミナー」。これまで“聴く側”として語られることの多かったオーディオを、“演奏する側”の視点に立った新しい企画内容のイベントです。ミュージシャン自身が音質にこだわることで、作品の完成度がさらに高まり、リスナーにとってもより魅力的な音楽体験が提供される、そんな好循環を目指しました。音楽とオーディオを結ぶ新たな道を切り拓くことができました。
もうひとつは「アキュフェーズの修理実演」。日本が誇るアキュフェーズ製品の修理過程を、お客様に実際にご覧いただくことで、その高度な技術力を体感していただきました。オーディオの奥深さを知り、趣味としての楽しみをさらに広げていただける貴重な機会となりました。今後も、世代や経験を問わず多くの方に楽しんでいただける企画を積極的に発信して参ります。<クリアーサウンドイマイ>
■オーディオの魅力を引き上げるフルテック「The Astoria Plus」「The Empire Plus」
11月はアンプ、CDプレーヤーを中心にした購入が続きました。そのようななかで、アクセサリーで特に注目しているのが、フルテックのパワーケーブル「The Astoria Plus」「The Empire Plus」です。お手持ちのオーディオの魅力をもう一段階引き上げてくれるアイテムで、お客様にはアンプなどのご成約時に“プラスワン”としてご提案しています。<オーディオスクエア藤沢店>
■高市政権で株価アップも単純に景気回復とはならず
高市政権になってから一気に株価はアップしましたが、「株価アップ=景気回復」と素直にはいかず、世の中の経済に歪みが生じていることを実感しています。相変わらずの物価高による価格高騰で、中古販売と付随したアクセサリーが売上げの大半を占めていて、プロパー製品の動きが鈍くなっているのが心配されます。<オーディオスペースコア>
■TOPWINGの強化電源「DC POWER BOX」の効果に目を丸くするお客様
今年は猛暑となった8月以降、客足が遠のいてしまっていたところへ、音質改善ができるTOPWINGのオーディオ専用ルーター「DATA ISO BOX」やオーディオ専用無線アクセスポイント「OPT AP」を導入されたお客様に対し、同社の強化電源「DC POWER BOX」のご案内し、貸し出しも行いました。再生音の違いに皆さん大変驚かれていて、購入へと結びついています。<すみやサウンドギャラリー>
■引き続き関心の高さが目を引くネットワークオーディオ
ネットワークオーディオ関連に対する注目度は、引き続き高くなっています。先日発売されたSFPポート付き4ポートオーディオ用スイッチングハブakitsuko「SW0410」やTOPWINGのDCリニア電源「DC POWER BOX」のお話が増えています。<ノムラ無線>
■ポテンシャルの高さに驚いたTopping「A900」「D900」
最近発売されたToppingのヘッドホンアンプ「A900」、D/Aコンバーター「D900」のポテンシャルの高さに驚きました。使い方にフォーカスした、音もいいデスクトップシステムの回答のひとつですね。また、Synergistic Researchのオーディオチューニングボード「Tranquility Pod」は、イベントで即売が出るほど確かな効果を望むことができます。“怪しさ”(?)満点ですが最近のイチオシです。オーディオを楽しむための処世術として、アクセサリーが改めて重要なファクトであることを再認識しています。<オーディオスクエア相模原店>
■イベントで実際に体験して、効果を実感していただくことが大切
11月も後半になるとお客様の来店が増え、年末らしい活気が戻りつつあります。11月15日にトップウイング菅沼社長をお招きして開催したイベント「オーディオの為のネットワークインフラを考える」も大盛況となりました。イベント終了後も注文を継続的にいただいており、イベントを通して製品を体感いただくことはやはりとても大切です。製品への興味とその効果を直に感じていただくことで、購買へと繋がっています。<四日市ムセン>
■レコードプレーヤーが好調持続。圧倒的な存在感を放つデノン「DP-3000NE」
11月は「大阪ハイエンドオーディオショウ」や「オーディオセッション in Osaka」が開催されたことで、瞬間的には大忙しの日はありましたが、押しなべて静かな月となりました。例年よりも「様子見」のお客様が多い気がします。
ジャンル別では先月に引き続きレコードプレーヤー関連が絶好調です。前年同月比で倍となる勢いを見せています。ちなみにCDプレーヤーとレコードプレーヤーの売上比率は、前年11月が8:2だったのに対し、今年11月は6:4とかなり拮抗してきました。
レコードプレーヤーのなかでも注目は、多くの方が羨望の眼差しを投げかける、デノン入魂の作品「DP-3000NE」。どっしりとした面構えに恥じないサウンドは、ミドルクラスにあっては圧倒的ですらあります。抑揚表現に長けており、より音楽性へと寄せた趣です。艶やかで重厚かつ音像も太く、"アナログ"をより深く体現しているような音質です。セットで組み合わせるレコードカートリッジでは、「DL-103」が群を抜いています。<シマムセン>
■話題を集めたダリ「KUPID」が好調な立ち上がり
CDプレーヤーをはじめ、徐々に活気を取り戻しつつあります。相変わらず低空飛行が続いているエントリークラスのスピーカーにも、ダリから「KUPID」が登場しました。話題に違わぬ好調な滑り出しで、今後への期待がますます高まります。<テレオン>
































