公開日 2019/02/14 18:59

ソナス・ファベールのスピーカー名機「Electa Amator」が最新技術を盛り込み復活。スタンド込みでペア130万円

35周年記念モデル
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ノアは、Sonus Faber(ソナス・ファベール)の設立35周年記念モデルとなるブックシェルフ型スピーカーシステム「Electa Amator III」を3月5日より発売する。価格は1,300,000円/ペア(税抜)で専用スタンドが付属する。

「Electa Amator III」

初代「Electa Amator(エレクタ・アマトール)」はソナス・ファベールが初めて手がけたスピーカーで、1988年に発売。当時、世界中で高く評価され、同ブランドの名を一躍広めることになった。本機はスピーカー本体に木と革、スタンドに木と大理石で構成するなど自然素材を活用した小型ブックシェルフスピーカーで、ソナス・ファベールが本拠を構えるイタリアの職人の技術を用いて組み上げれた。

今回登場するElecta Amator IIIは、初代と同じ2ウェイ・2スピーカー構成のバスレフ型スピーカーシステムとなるが、同社の伝統的なポリシーを踏襲しつつ、現代の最新技術を盛り込んでデザインされた。

ウォールナット材や皮革、大理石を随所に用いている

具体的には、初代を彷彿とさせる輪郭や質感といった特徴を継承しつつ、デザインも含めて新設計された。キャビネットの木材には、加工が難しい無垢のウォールナット材を使用する。

スピーカー本体の底面部にはイタリア北部・カッラーラ産の白大理石を採用。カッラーラは古来から大理石の産地として有名で、ここで産出された大理石はミケランジェロのダビデ像やローマのパルテノン神殿にも使われているという。

ウォールナット材、大理石ともにその中から良質な素材を厳選し、職人の手により各部を丁寧に成形。また、フロント/リアパネルは黒レザーで覆い、金色のメタルインサートもあしらっている。

付属の専用スピーカースタンドは、支柱は黒アルマイト処理が施されたアルミニウム製で、内部には制振材が充填されている(ちなみに初代の専用スタンドの支柱は木製)。スタンドベース部にも、スピーカー本体底面部と同じカッラーラ産・白大理石を使用。支柱部と大理石製ベースは、スピーカーキャビネットと同様に金色のメタルインサートが用いられている。

本機の背面部

スピーカーユニットも新設計。トゥイーターは28mm口径のソフトドーム型で、初代における3脚の“アロー・ポイント・デザイン”を継承しつつ、同社の独自技術 DAD(Damped Apex Dome)テクノロジーを採用して新設計された。

トゥイーター部

DADはソフトドーム型とリングラジエーター型の利点を兼ね備えたことを特徴としており、近年の同社上位スピーカーにおいても採用されてきた。トゥイーター背面には、無垢材を使用した複雑な音響迷路を内部で成形する専用チャンバーが配置されている。

180mm口径のミッド・ウーファーは本機専用に新規設計された。振動板にはセルロース・パルプを自然乾燥させた素材をブレンドしてカスタムメイドしたもので、濁りのない低域再生と広帯域にわたる高い解像度を可能にするという。

ウーファー部

クロスオーバー・ネットワークは、同社の最上位モデル「AIDA II」や上位機種「HOMAGE Tradition」シリーズと同様の「パラクロス・トポロジー・テクノロジー」を採用。厳選された高品位パーツのみを使用しつつ、セミバランス構成とした3次ハイパス回路により、各ドライバーユニットの位相を最適化する。

本機のクロスオーバー・ネットワーク

再生周波数帯域は40Hz〜35kHz、能率は88dB、定格インピーダンスは4Ω。クロスオーバー周波数は2.5kHz。

本体の外形寸法は233W×373H××348Dmm、質量は14.8kg。スタンドの外形寸法は302W×716H×355Dmm、質量は11.2kg。専用スタンドを装着した際の外形寸法は302W×1,089H×380Dmm、質量は26kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「イオンシネマ江釣子」2026年春オープン。東北初のIMAXレーザー導入
2 さらに雄大に、生き生きと。オーディオ・ノートのスタンダードプリアンプ「G-72」の音質的進化を探る
3 5.1.6chシステムでゲームもより楽しく! 開放的でスタイリッシュなリビングシアター
4 国内初のRGB Mini LED液晶レグザ「116ZX1R」は高純度の鮮やかさ!直接発光型の真価を体感
5 【ミニレビュー】3万円台でガツンと変わる。ゾノトーンの電源ケーブル「6N2P-3.5 Blue Power」
6 「京都オーディオフェスティバル」3/7、8に開催決定。全12社が参加、会場はみやこめっせ
7 House of Marley、竹素材レコードプレーヤーに新モデル「Stir It Up Wireless 2」
8 眼鏡市場、写真や動画も撮れるスマートグラス『Linse』。カメラを省いたオーディオグラス『Linse Lite』も
9 Synergistic Research、3万円台の電源ケーブル「AC ONE」。カンタムトリートメントなど上位機譲りの技術搭載
10 IKEDAのトーンアーム、3/1より価格改定。3モデル全てが対象
2/3 11:03 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX